ハイデンハイムが大迫ブレーメンと入れ替え戦へ…HSVは2季連続の4位で昇格逃す/ブンデス2部最終節

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 ブンデスリーガ2部最終節が28日に各地で行われた。

 MF遠藤航が所属するシュトゥットガルトは、ホームでダルムシュタットと対戦。引き分け以上で昇格が決まる試合で32分に失点したが、42分にFWマリオ・ゴメスが同点ゴールを挙げる。しかし53分に勝ち越しゴールを決められると、66分には相手MFヴィクトル・パルションが退場となって数的優位に立ったが、88分に追加点を奪われて1−3で敗れた。

 一方、昇降格プレーオフ圏の3位ハイデンハイムは、すでに優勝を決めた首位アルミニア・ビーレフェルトと対戦し、0−3で敗れた。この結果、シュトゥットガルトは2位をキープし自動昇格が決定。3位のハイデンハイムは、FW大迫勇也が所属するブレーメンが待つ昇降格プレーオフ進出となった。なお、プレーオフは7月2日ファーストレグ、同6日にセカンドレグが行われる。

 また、4位のハンブルガーSV(HSV)は勝てば、3位浮上の可能性があり、昇格の可能性も残していたが、ザントハウゼンを相手に1−5で大敗。2017−18シーズンにクラブ史上初の2部降格を喫した古豪は、2シーズン連続の4位でまたも1部復帰を逃した。

 MF原口元気が所属するハノーファーは、ホームでボーフムと対戦し、45分と84分にFWマーヴィン・ドゥクシュが得点を決めて2−0で勝利。今シーズンのラストマッチを白星で飾り、6位で終えた。MF宮市亮が所属する14位ザンクト・パウリは、アウェイで17位のヴェーエン・ヴィースバーデンに3−5で敗戦。すでに残留は決めていたものの、3試合未勝利となった。

 なお、遠藤は今シーズンのリーグ戦21試合に出場。そのうち20試合がフル出場で、1ゴール1アシストを記録して1部昇格に貢献した。原口はリーグ戦32試合に出場。昨年11月25日に行われた第14節のダルムシュタット戦で移籍後初ゴールを決めると、今シーズンは6得点4アシストをマークした。

 宮市はリーグ戦29試合に出場し、1ゴール5アシストを記録。開幕から第28節まで全試合に出場し、そのうち26試合はフル出場と好調だったが、リーグ再開後にケガにより5試合を欠場してシーズンを終えた。

■ブンデスリーガ2部最終節
シュトゥットガルト 1−3 ダルムシュタット
ハノーファー 2−0 ボーフム
ハンブルガーSV 1−5 ザントハウゼン
ホルシュタイン・キール 1−1 ニュルンベルク
アルミニア・ビーレフェルト 3−0 ハイデンハイム
ヤーン・レーゲンスブルク 1−2 エルツゲビルゲ・アウエ
ディナモ・ドレスデン 2−2 オスナブリュック
グロイター・フュルト 1−2 カールスルーエ
ヴェーエン・ヴィースバーデン 5−3 ザンクト・パウリ

■ブンデスリーガ2部順位表
1位 アルミニア・ビーレフェルト(勝ち点68)
2位 シュトゥットガルト(勝ち点58)
=========自動昇格圏=========
3位 ハイデンハイム(勝ち点55)
=====昇格・降格プレーオフ出場圏=====
4位 ハンブルガーSV(勝ち点54)
5位 ダルムシュタット(勝ち点52)
6位 ハノーファー(勝ち点48)
7位 エルツゲビルゲ・アウエ(勝ち点47)
8位 ボーフム(勝ち点46)
9位 グロイター・フュルト(勝ち点44)
10位 ザントハウゼン(勝ち点43)
11位 ホルシュタイン・キール(勝ち点43)
12位 ヤーン・レーゲンスブルク(勝ち点43)
13位 オスナブリュック(勝ち点40)
14位 ザンクト・パウリ(勝ち点39)
15位 カールスルーエ(勝ち点37)
=====昇格・降格プレーオフ出場圏=====
16位 ニュルンベルク(勝ち点37)
=========自動降格圏=========
17位 ヴェーエン・ヴィースバーデン(勝ち点34)
18位 ディナモ・ドレスデン(勝ち点32)