ボタフォゴで活躍する日本代表MF本田圭佑が誕生日を迎えた【写真:Getty Images】

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6月13日に34歳の誕生日を迎えた本田にサプライズメッセージ

 ブラジル1部ボタフォゴに所属するMF本田圭佑が自身の公式YouTubeチャンネルを更新した。

 ブラジルは新型コロナウイルス感染者数が急カーブで上昇を続け、2カ月以上にわたってサッカーの全公式戦が中断中。再開の時を待つ本田は、13日に34歳の誕生日を迎えた。本田へのサプライズ動画の中では34歳にちなんで、34人の”友人”で日本代表のDF長友佑都(ガラタサライ)やDF吉田麻也(サンプドリア)、MF乾貴士(エイバル)らがメッセージを送った。

 多大な影響を及ぼしている新型コロナウイルス。今年1月にボタフォゴに加入した本田は、登録上の問題やインフルエンザ感染によりデビュー戦が見送られていたなか、3月15日のリオデジャネイロ州選手権バングー・アトレティコ・クルーベ戦(1-1)に先発出場し、念願だった新天地デビューを飾った。注目の一戦で4-2-3-1のトップ下に入った本田は、デビュー戦でゴールをマーク。だが、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの影響でリーグ戦は中断を強いられている。

 先日には、ボタフォゴの元会長でサッカー実行委員を務めるカルロス・アウグスト・モンテネグロ氏が本田とのエピソードを告白。本田から「この国や世界の問題を追っていて、現時点で良い気持ちで受け取れない」と3月分の給料返上を申し出て話題となった。これはクラブ側が断ったものの、さらに本田は必要とあれば投資などの形でクラブに援助すると申し出て注目を集めていた。

 そうした状況のなかで本田は13日に34歳の誕生日を迎えた。自身の公式YouTubeチャンネルで、サプライズで贈られた34人の「豪華メンバーからのメッセージ」を公開。冒頭で映像を見せられた本田は「またそんなサプライズいらへんのにホンマ」と驚きながらも、喜んだ表情を見せた。

1人目はタレント武井壮、サッカー界からも続々…本田が反応「なんやねんこいつ」

 1人目は本田が設立したサッカークラブ「ONE TOKYO」の監督を務めるタレント武井壮。「日本を幸せに、そして熱くさせてくれることを私、武井壮も楽しみにしております」と祝福した。

 また日本代表からは吉田が「クレイジーな発言楽しみにしております」と心待ちにし、乾が「今年もいい1年にしてください。そしてまたみんなで集まっていろんな話をしましょう!」と仲間の誕生日を祝った。

 なかでも、”親友”の長友は「これからも圭佑らしく真っすぐに強い心で進んで行ってください。そして末永くよろしくと心の中の”リトル・ナガトモ”が言っております」と、本田が14年のACミラン入団会見時に発した”名言”を引用して個性的なメッセージを送った。

 本田は「なんやねんこいつ」と照れながらも、「嬉しいね。みんな元気にやって欲しいなって思うね」と感激した様子。34歳になっても”らしさ”を発揮してくれることだろう。(Football ZONE web編集部)