伊勢・進富座、30日より営業再開 当面は県内の会員・常連客が対象
三重県伊勢市にある映画館・進富座が5月30日より営業を再開する。当面の間は、入場客を制限したうえでの営業となる。
30日より、三重県在住の「劇場の会員システムに登録しているサポーター(会員・同居の家族)」「劇場が確認のできる常連客」を対象に営業。進富座は「県外の方、初めてご来場いただく方は、当面の間、ご遠慮いただいております。悪しからずご了承ください」と呼びかけている。
感染対策として、入場人員は、本館30名、別館15名に制限。観客には、入場前の手指消毒、座席の左右を2席あけての利用(同伴は除く)、マスク着用、上映中の食事(スナック菓子含む)の禁止などをお願いしている。また、館内の換気に努め、上映回毎に、使用した座席、ドアノブ、自動販売機、ロビー椅子、トイレレバーなどを消毒する。
営業が再開する30日からは『シェイクスピアの庭』『スキャンダル』などを上映予定。なお、今後の感染状況によっては、やむを得ず上映中止、スケジュール変更の可能性もあるとしている。好転した場合には、一般客への開放も検討するとのこと。(編集部・小山美咲)