(株)サンフーズ(TDB企業コード:070016786、資本金1000万円、北海道伊達市北黄金町49-3119、代表取締役佐賀正氏)は、4月30日に事業を停止し、事後処理を本間寛菜弁護士(北海道室蘭市東町2-27-4、弁護士法人北海道みらい法律事務所、電話0143-83-4132)ほか1名に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、1990年(平成2年)11月に設立。豆腐や油揚げなどの製造を手がけ、地元のスーパーなどに販売、2015年1月期の年売上高は約6700万円を計上していた。

 しかし、大手メーカーとの競合などから売り上げは減少傾向を辿り、2019年1月期は年売上高約5000万円にとどまり、欠損計上を余儀なくされていた。

 こうしたなか、新型コロナウイルスの影響で観光地向けや学校給食向けの売り上げが立たなくなったことから2月以降の売り上げが大きく減少、今回の事態となった。

 負債は約3000万円。

 道内の新型コロナウイルスの影響による倒産は16社目となった。