著者はもちろん新海誠監督
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 昨年7月に公開されて大ヒットを記録した新海誠監督のアニメーション映画『天気の子』で主人公とヒロインの声を務めた醍醐虎汰朗と森七菜が、映画の原作である「小説 天気の子」のオーディオブック版で朗読を担当している。

 醍醐と森は映画で自分たちが担った役柄だけでなく、ほかの登場人物についてもすべて2人で朗読している。新海監督が執筆した小説や、関連小説をオーディオブック化する「新海誠作品オーディオブック プロジェクト」の第5弾で、アニメーション制作会社「コミックス・ウェーブ・フィルム」が全面協力している。

 2019年の国内ナンバーワン興行収入を記録した『天気の子』は家出少年の主人公・帆高(声:醍醐)が、祈ることで天気を晴れにすることができる少女・陽菜(声:森)と出会う物語。音楽を人気ロックバンドRADWIMPS(野田洋次郎、桑原彰、武田祐介)が手がけ、声優として本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子、小栗旬らが参加していた。

 オーディオブック版は8日より予約が開始。開始にあわせてAmazonでは、オーディオブック版の冒頭部分で、映画でも描かれた「高校を卒業した帆高が再び東京に向かうフェリーのデッキテラスで陽菜に想いを馳せるシーン」をAIアシスタントAlexaで視聴できるキャンペーンを実施している。(編集部・海江田宗)

「小説 天気の子」オーディオブック版は8月28日より配信開始