ミュージシャンの西川貴教が12日に自身のツイッターを更新。医療や介護、福祉に従事する人へ感謝のメッセージを寄せるとともに、給付に関して提案をおこない、「頑張ってる人が報われる為に一緒に考えていきたい」と呼びかけた。

 新型コロナウイルス感染が広がりを見せるなか、西川は自身のSNSなどで積極的に自身の主張をおこなうなど、広く適切な行動をとることを呼びかけている。

 新たな投稿で西川は「こんな風に自宅で生活が出来てるのは、この瞬間も生活を維持する為に働いて下さってる方々がいらっしゃるからですよね」とし、「医療や介護、福祉をはじめ、生活維持につとめて下さっている皆様、本当にありがとうございます」と続けた。

 外出自粛や“3密”を回避することが求められる一方で、ライフラインや機能を停止できない仕事も存在する。西川はそうした場所で働く人たちに強い感謝を表明した格好だ。

 その上で、西川は「そう思うと、それで収入が落ちなかったから、とその方々に給付がないのもおかしな話な気がします」と続け、“給付”に関して生じた疑念をツイート。

 そして、「一律で給付し、その上で『私は頂きません、必要な人や場所に使って下さい』の方を申告してもらうのは難しいのかな? 頑張ってる人が報われる為に一緒に考えていきたいです」とし、広くフォロワーらに呼びかけている。

 この西川のツイートには、抱えた苦しみを西川が「代弁してくれた」と感謝する声をはじめ、多くの反響が見られる。

 ツイッターには「収入が減らなくたって、職種によっては命がけで働いてる方もたくさんいるんです!」「ものすごく同感です。私も不公平だなと感じることがありました」「日々、感染リスクを負いながら頑張ってくれている方々には、なにかしらの手当てを差し上げてほしい」「本当に自分を犠牲にして働いてくれてる方にこそ、給付をしてあげてほしい!」「その様に考えて下さるだけでも嬉しい」などの声が挙がっている。