イタリア代表の復権託されたマンチーニ監督 photo/Getty Images

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今夏に開催されるEURO2020で飛躍を目指すイタリア代表だが、同代表の指揮官を務めるロベルト・マンチーニ監督が現在のチームなどについて語っている。

2018年に開催されたロシアワールドカップではヨーロッパ予選敗退に追い込まれ、60年ぶりに本大会へ出場することができないという屈辱を味わったイタリア代表。同年5月からマンチーニ監督にサッカー大国の復権を託すと、EURO2020予選で全勝突破を決めたほか、80年ぶりに国際Aマッチでの自国最多連勝記録を更新(genzai11連勝中)するなど、着実に復活の一途を辿っている。

そんな中、米誌『Esquire』のイタリア版のインタビューに応じたマンチーニ監督。イタリア代表での契約が2020年7月末までとなっていることから、自身の将来について聞かれると「私はまだ将来のことについては考えてはいない。現時点での私の目標はEUROで優勝し、イタリア代表をW杯へ戻すことだからね」と答えた。

そして、ここまでの戦いについて「簡単ではなかったよ。我々はW杯に出場できなかったという失敗からスタートしたんだからね。私が覚えている限りでは、これは過去50年間に起こらなかったことだ」と述べつつ「ただそんな中、私はより経験豊富な選手たちとともに、(代表に)若い選手たちの枠を設けることを決めた。イタリア代表をふさわしい場所へ戻したいと、それを証明したい願う若者たちをね。我々は改善されつつあるものの、まだ多くのことをなしとげなければならない」とコメント。若手の積極起用が今回の躍進につながっているのかもしれない。

さらに「イタリア代表はいつだって勝つためにプレイしなければならない。これまでいつくか素晴らしいパフォーマンスを披露してきたが、EUROはまだ4ヶ月後だ。私はみんなが言うほど、チームがこのまますんなり行くとは思わない。これからいくつか難しい相手との対戦も控えているしね」とも話していたが、はたしてイタリア代表はEURO本大会でも輝きを放つことができるのか。

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