XFN-ASIAによると、米調味料大手HJハインツの中国法人は15日、同社のベビーフードに遺伝子組み換え作物が含まれていたと国際環境保護団体グリーンピースが発表したとの中国各紙の14日付報道を受けて、ベビーフードに遺伝子組み換え作物は含まれていないと言明した。

　　ハインツは、香港DNAチップスやSGSグループなど専門機関による検査で、米を主成分とするベビーフードに遺伝子組み換え作物が含まれていないことは確認済みであり、検査結果はすでに中国政府当局に提出済みであるとした。また、この検査結果はグリーンピースの北京支局にも伝えてあるという。一方、グリーンピースはベビーフードの検査をドイツの研究機関に委託した模様だ。【了】