金沢城が「石垣の博物館」と呼ばれる理由
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年1月6日放送では、金沢城の石垣について紹介していました。
金沢城は、「石垣の博物館」ともいわれるほど、変化にとんだ石垣が見られることで有名。見どころ満載で、城マニアには必見なんです。
なぜ石垣が注目されるのか
代を重ねるごとに美しく
400年ほど前の初期の石垣は、石を積み上げただけの見た目も粗々しい造りです。隙間もあり凸凹です。
その後、3代目前田利常の代の石垣になると、自然石を割って積みやすくしたものになります。粗いですが加工が施してあるので、より頑丈、見た目もきれいです。
5代目、綱紀の時代になると色紙短冊積みと言って、きれいな切り口に、石がきっちりと詰まっているデザイン性にも優れた石垣になっています。
この石垣の違いは、金沢城鶴の丸休憩館のすぐ側で展示されており、わかりやすく見ることができます。
また、小石が積み上げられた石垣の裏側なんかも見ることができ、石垣について知識を深めることができます。
城マニア必見の金沢城の石垣なのです。
(ライター:りえ160)