不二家のケーキ「シフォン主義。」が話題 攻めすぎネーミングの理由は?広報に聞いた
「シフォン主義。」
こんな名前のケーキが注目を集めている。
シフォン主義。とは(画像は代々木会館@yoyogikaikanさん提供、一部加工)
どう考えても「資本主義」を連想してしまうネーミング。ふわふわした見た目からは想像もつかないお堅い名前だが、どうしてなのか。
このケーキにツイッターでは、
「景気(ケーキ)に左右されそう」
「こういうケーキを買っては友人たちとティータイムを楽しむ茶会主義者も大勢いる事でしょう」
「めちゃくちゃ酸っぱいケーキは強酸主義ですかね...」
といったコメントが。バンド「相対性理論」が同名タイトルのアルバムをリリースしていることも、話題になった要因の一つのようだ。
「不二家オリジナル」を強くアピール
Jタウンネットは1月17日、不二家の広報担当に詳しい話を聞いた。
「シフォン主義。」はバニラとチョコの2種。バニラは2015年8月、チョコは9月発売で、リニューアルを経て販売を継続している。価格は362円(税抜)。
「シフォン主義。」左がバニラ、右がチョコ(画像は不二家提供)
名前の由来について担当者に聞くと、
「シフォンのように軽くてふわふわ、繊細な食感が特長の商品のため、『シフォン』から『資本主義』というワードを連想し命名しました。ダジャレを発端とした商品名ですが、『主義。』という言葉には、不二家オリジナルのシフォンケーキであることを強くアピールするという意味を込めております」
とのこと。正直、「主義」に込められた思いについてはよく意味が分からなかったが、不二家の強い意志が垣間見えたことは確かだ。
担当者はこの商品が話題になったことについて、
「発売当初もSNSで話題になり大ヒットした商品が、時を超えて再び話題にしていただけることを大変ありがたく、嬉しく思っております。今後も、お客様に楽しんでいただける商品の企画に取り組んでまいります」
とコメントしている。