お口からはじめる生活習慣病予防
歯周病は生活習慣病の一種とも言われています。
また、生活習慣病の代表とも言われている糖尿病は口腔内の健康と大きく関係があるといわれています。
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お口の健康と関係があるとされる症状
・糖尿病
口内の状態が悪いと、血糖のコントロールに影響が出てくると言われています。また、歯周病などで咀嚼力が低下すると、食品の選択が変化し、栄養バランスが悪化することにも繋がってしまいます。糖尿病予備軍の人は症状を悪化させないためも特に意識して、口内を清潔に保ちましょう。
・認知症
咀嚼は脳に血液を送る重要な役割もしています。つまり、脳の働きを維持することにつながると言われています。
・心臓病
口内の細菌が多いと、動脈プラーク(動脈硬化によって血管壁に異常組織が形成される症状)の蓄積に関わる病原体の温床を作るとも言われています。
・ストレス
歯を磨くと気分がスッキリしませんか?口腔内が清潔でない状態が続くと、不快感やストレスの原因になることがあります。
口内を清潔に保つ方法
・1日1回(望ましいのは就寝前)は特にしっかりと歯磨きしましょう、歯と歯の間の虫歯につながる食べかすをデンタルフロスなどで取り除きましょう。
・毎食後、それぞれ3分以上かけて歯を磨きましょう。
・3〜4カ月ごとに歯ブラシを取り替える。また、歯ブラシの共有は絶対にやめましょう。
・ガムを噛む、舌まわしの運動をするなど唾液を増やす工夫をしましょう。
・定期的に歯科医院に行きチェックしてもらい、歯磨き指導を受けることをおすすめします。『このあたりの歯に磨き残しができる』と、意識できることはとても良い事です。
毎日数分間お口のケアに気をつけるだけで、身体的にも精神的にも健康でいられるのなら、今日から実践して損はないはずです!
生活習慣病は悪化する前に気付く事で、生活習慣を見直す事ができます。
年1回しかない健康診断や人間ドックはもちろん大切ですが、それだけでは11ヵ月もの間、身体の状況を知らずに放置することになってしまうのです。
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。