クロップがCLラウンド16のアトレティコ戦に言及! 「マドリードは素晴らしい記憶しか残っていない場所」

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リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、アトレティコ・マドリーとの対戦が決定したチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の抽選結果について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

16日にスイスのニヨンでCLラウンド16の組み合わせ抽選会が行われた。そして、ナポリ、ザルツブルクと同居したグループEを首位通過した前大会王者は、グループDを2位通過したアトレティコとの対戦が決定した。

FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)出場のためカタールの地で抽選会を見守ったドイツ人指揮官は、アトレティコとの対戦を「タフで激しい戦い」になると予想しながらも、今年6月にビッグイヤーを掲げた思い出の地エスタディオ・メトロポリターノへの帰還を楽しみにしているようだ。

「面白い抽選結果になったね。実は抽選会の前、個人的にマドリードのいずれかのクラブと対戦すると思っていたんだ。その通りになったね」

「マドリードは我々にとって素晴らしい記憶しか残っていない場所だ。だから、その地に戻れることは素晴らしいことだ。ただ、今回我々がプレーするのはアトレティコのホームスタジアムだ」

「恐らくタフな戦いになるはずだ。しかし、すべての抽選結果を見れば、ラウンド16の戦いですでに4つか5つの決勝戦ともいえるカードがある」

「そういう意味では本当に良い抽選結果になったと言える。もちろん、難しい試合になることは間違いないが、それは私がすべての試合について話していることでもある。シメオネ監督もリビングルームを駆け回ることなく、リバプールとの対戦を喜んでいるはずだ」

「タフな試合になるはずだ。激しいフットボールを志向する2つのチームが異なるスタイル、わずかに異なる組織で対峙する。そして、互いにインテンシティの高いプレーを準備している。互いにとって非常にタフなものになるはずだ」

また、クロップ監督はエスタディオ・メトロポリターノへの帰還に関して改めて質問を受けると、「もちろん特別だ」と返答しつつ、アトレティコに対する茶目っ気たっぷりのあるお願いをしている。

「昨季CL決勝ではホーム側のロッカールームを使っていたと思う。だから、次の対戦でも同じロッカールームを使わせてほしいと頼むかもしれないね。素晴らしいロッカールームだったし、当時はリバプールのサインやロゴがたくさんあった。だが、彼らは試合後にすべて取り払ってしまったと思うがね」

「あのスタジアムでは自分の人生における最高の夜の1つを経験することができた。ただ、今度は仕事を果たすために向かい、全力を尽くすということしか考えていないよ」

「その試合の後に今度はアトレティコがアンフィールドに来ることになるが、ここも同じように素晴らしいスタジアムだ」

なお、今回の試合日程は来年2月18日にアトレティコホームで1stレグが行われ、同3月11日にリバプールホームで2ndレグが行われる予定だ。