全個室にタブレット設置... 宮島に誕生した「世界に誇れるトイレ」とは
[みみよりライブ 5up−広島ホームテレビ]2019年8月1日放送「5up!NEWS」のコーナーでは、宮島に新たに設置された「おもてなしトイレ」を紹介していました。
観光客が8か月連続で過去最多を更新している宮島。街並みに合わせて設置されたトイレは、「和」をテーマにしたデザインとなっています。
おもてなしトイレの内装(宮島観光情報公式FaceBookより)
観光案内所や休憩スペースも設置
すべてのトイレにはタブレットが設置されていて、画面にはトイレの使い方や観光情報などが、日本語・英語・中国語・韓国語で表示されます。「和風でキレイ」「とても良い施設で驚きました」と観光客にも好評のようです。
10連休となったゴールデンウイークには、1日5万人が訪れるなど、観光客が急増している宮島。上半期は241万人が訪れ、過去最多を更新する勢いとなっています。
一方で混雑も目立つようになり、廿日市市は2億8500万円をかけて、おもてなしトイレを整備しました。便器は男女合わせて4基だったのが、なんと26基まで増えています。
1階にはトイレのほかに観光案内所があり、増加する外国人に対応するため、英語を話せるスタッフが常駐。2階は机や椅子が並ぶ休憩スペースになっていて、スマートフォンやパソコンなどを充電するための電源も用意されています。
廿日市市の眞野市長は、「世界に誇れるおもてなしができるトイレができた。観光客のみなさんに快適に利用していただけます」と話していました。
廿日市市は今年度中に、島内にある公衆トイレの9割を洋式にするなど、観光客の増加に対応をすすめたいとしています。
素敵なデザインのおもてなしトイレ。快適に利用できそうですね。
(ライター:tama35)