2位通過の豪州監督「私は森保をよく知っている」 元同僚が率いる日本について言及
オーストラリア代表のアーノルド監督、ラウンド16の対戦国について見解示す
オーストラリア代表は15日に、UAEで行われているアジアカップ・グループリーグ最終戦でシリア代表と対戦し、3-2で勝利を収めた。
その結果、勝ち点を6としグループBの2位で決勝トーナメント進出を決めた。
日本代表が属するグループFでは2連勝で日本代表とウズベキスタン代表がすでに勝ち上がりを決めていて、17日に行われる直接対決で順位が決まる。日本とウズベキスタンの間には得失点差が3差あり、日本が首位通過するためには勝利が絶対条件となる。引き分け以下の結果で2位となれば、21日の決勝トーナメント1回戦で前回王者のオーストラリアと顔を合わせることになる。
オーストラリアのグラハム・アーノルド監督は、現役時代に1997年から 1年半ほどサンフレッチェ広島に所属していて、97年の1年間は現役だった森保一監督とチームメートだった。引退後は複数のオーストラリアクラブを率いた後、2014年にJ1ベガルタ仙台の監督に就任するなど、日本にも馴染みのある人物だ。
アーノルド監督はシリア戦後、次戦で戦う可能性のある日本の森保監督について言及したと、衛星放送「FOXスポーツ」オーストラリア版が報じている。
「私は森保をよく知っている。サンフレッチェで一緒にプレーしていました。彼は勝者だ。日本とウズベキスタンの一戦は明らかにタフな試合になる。我々は試合を見て、どちらと対戦してもいいように準備します」
続けて、アーノルド監督はチームの現状についても言及。浦和レッズのFWアンドリュー・ナバウトがトレーニング中に負傷、MFマシュー・レッキーとDFジョシュ・リズドンも怪我、DFトレント・セインズベリーは出場停止処分でシリア戦を欠場した。このように多くの欠場者がいる状態について、「次の試合まで5日間ある。おそらく4人中3選手は復帰するだろう」と説明。もしも、日本が決勝トーナメント1回戦で戦うことになれば、その時のオーストラリアはほぼベストメンバーを揃えてくることになりそうだ。(Football ZONE web編集部)