ソフトバンク・松田宣浩(C)KYODO NEWS IMAGES

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SMBC日本シリーズ2018・第2戦

○ 広島 5 - 1 ソフトバンク ●

<10月28日 マツダスタジアム>

 ソフトバンクの松田宣浩が0-5の7回にタイムリーを放った。

 今季32本の本塁打を放ったが打率.248と低迷した松田。クライマックスシリーズでも打率.167と調子があがらず、日本シリーズ第1戦はスタメン落ちを味わった。デスパイネをレフトで起用するなど“超攻撃型オーダー”を組んだ第2戦は、松田も『7番・三塁』で先発出場。

 第3打席まで無安打だったが、0-5の7回二死一、三塁の第4打席、それまで抑えられていた先発・ジョンソンが投じた低めのストレートをセンター前へ弾き返し、三塁走者の柳田悠岐が生還した。

 この適時打に同日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 日本シリーズ第1戦 広島-ソフトバンク戦』で解説を務めた山本昌氏は「ソフトバンク側は大きいですね」と話す。

 その理由に山本昌氏は「松田選手は長いこと不調が続いて、スタメンから外れるというのは異常事態なんですよね。そこで復帰してタイムリーが出たのは、今日の勝ち負け云々ではなくて、このシリーズの流れで非常に大きいヒットになりましたね」と説明した。

 チームは敗れたが、第3戦以降に向けて、松田に適時打が出たことは明るい材料だ。

(ニッポン放送ショウアップナイター)