【MLB】大谷翔平が快足“右前二塁打”で7戦連続安打、右脚打撲の不安払拭! エ軍4連勝
直後の三盗は失敗も…前日の打撲の影響感じさせず、スタメンでは10戦連続安打
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地ホワイトソックス戦に「4番・DH」でスタメン出場。8回に快足を飛ばして“右前二塁打”を放った。7試合連続ヒットで、スタメンでは10試合連続安打を記録。3打数1安打1四球で打率は.291に上昇した。エンゼルスは1-0で勝利して4連勝を飾った。
大谷は1回2死一塁の場面では相手先発の右腕ロペスのチェンジアップに空振り三振。4回の第2打席は四球で出塁するも、後続が倒れて先制点にはつながらなかった。さらに、6回1死一塁の第3打席も中飛。ロペスの前に3打席目までヒットは出なかった。
エンゼルス打線もロペスに6回まで無失点に封じられたが、7回に投手が代わると、カルフーンのタイムリーでようやく先制。すると、8回に大谷が快音を響かせた。
1死走者なしの場面で、2ストライクから4番手右腕ミナヤのチェンジアップをライトへ運ぶ。右前打だったが、迷わず二塁へ。快足でツーベースをもぎ取った。続くアップトンへの4球目で三盗。最初はセーフと判定されるも、ホワイトソックスのチャレンジで覆ってアウト。三振ゲッツーとなった。
今季18度目のマルチ安打をマークした8日(同9日)の試合では、9回に本塁に突入した際に相手投手と交錯した大谷。右太ももを強打して状態が心配されたが、一夜明けて5試合連続でスタメンに名を連ねた。そして、試合では積極的な走塁を披露。周囲の不安を払拭した。
エンゼルスはそのまま勝利。大谷はこれで7試合連続安打。スタメン出場では10試合連続安打と好調を維持している。打率.291と3割到達も見えてきた。(Full-Count編集部)