エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

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10試合に先発登板&10本塁打も1918年、19年のルース以来

 エンゼルス大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地アストロズ戦で先発登板を果たした。右肘内側側副靭帯損傷で6月6日(同7日)の本拠地ロイヤルズ戦以来88日ぶりの二刀流復帰となったが、今回の復活で、またしてもベーブ・ルースの記録に並んだことが明らかになった。

 米スポーツ局「ESPN」が全米中継するほど大きな注目を浴びた投手・大谷の復帰試合。初回を19球で無失点に抑えたところで、二刀流のスターは再びメジャー史にその名を刻んだ。MLB公式ツイッターによると、1シーズンで15本塁打を放ち、かつ投球回が50イニングスに達したのは、1919年のベーブ・ルース以来の快挙だという。

 また、米データ専門会社「エライアス・スポーツ」の公式ツイッターによると、1シーズンで10試合に先発登板し、かつ10本塁打を記録したのは、やはりベーブ・ルース以来の出来事で史上2人目の快挙だという。“野球の神様”ルースは、レッドソックス時代の1918年に11本塁打&19試合先発登板、19年に29本塁打&15試合先発登板を記録している。

 またしてもルースの記録に並んだ大谷。投手としてもシーズン終盤に向けて活躍が期待される。(Full-Count編集部)