本田圭佑の豪州上陸に英紙も注目 「デル・ピエロ、同胞シンジ・オノ以来のスター」
メルボルン・ビクトリーへの移籍が決定、「Aリーグ最新の看板選手」と英紙も特集
オーストラリア1部メルボルン・ビクトリーは6日、日本代表MF本田圭佑の獲得を発表。
日本のスターのオーストラリア上陸に英紙も注目している。
本田は昨季限りでパチューカを退団。ロシア・ワールドカップ(W杯)での戦いを経て、次なる新天地に注目が集まっていた。
メルボルン・ビクトリーの本田加入発表を受け、サッカーの母国も反応。英紙「ガーディアン」は「Aリーグ最新の看板選手」と見出しを打って特集を組んだ。
「Aリーグはついに新たなビッグネームのスター選手を招き入れた。メルボルン・ビクトリーが日本のケイスケ・ホンダとの契約を勝ち取った」
記事では、本田が代表通算98試合に出場し、37ゴールを決めていることを紹介。また、W杯の大舞台で3大会連続ゴールを記録していると説明した。また、イタリアやロシアの名門でキャリアを積んだ大物のAリーグ参戦は久しい出来事であることも指摘している。
「ACミランやCSKAモスクワで活躍した選手が、Aリーグで世界的認知を得たスターとなる。それはデル・ピエロやヘスキー、ビジャ、そして彼の同胞であるシンジ・オノ以来だ」
名だたるレジェンドに仲間入り
元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロは2012年から2年間シドニーFCに、元イングランド代表FWエミール・ヘスキーも同時期にニューカッスル・ジェッツに所属。元スペイン代表FWダビド・ビジャは2014年に短期間メルボルン・ビクトリーでプレーした経緯があった。また、2012年から2年間ウェスタン・シドニーに在籍した元日本代表MF小野伸二の名も挙がっている。
Aリーグに活躍の場を移してきた名だたる世界的レジェンドに仲間入りする形となった本田。新たな目標としてオーバーエイジ枠での2020年東京五輪出場を掲げているが、オーストラリアの地から再出発を図る。
(Football ZONE web編集部)