玉木宏もア然! 幸せコメントを求める報道陣の邪魔をした、悪意ある言動
6月29日に結婚を発表しました、俳優の玉木宏と女優の木南晴夏。7月24日、玉木が、イベントに出演。結婚後初の公の場、ということでメディアの注目を集めました。
おめでたい話題にも関わらず、現場はなぜかピリピリムード。
「ご縁」がテーマのイベントでしたが、プライベートに関する質問は一切禁止、結婚の話題も当然NG。会見前に関係者と報道陣が、やりあう一幕もありました。
それでも会見が始まれば「このたびはおめでとうございます」と祝福を向けられ、雰囲気がやわらかくなったことを報道陣に指摘されると「僕はそれほど変わらないと思いますよ」と玉木は照れ笑いしていました。
玉木もスタッフの対応にびっくり
ところが、この会見、これまでの芸能会見とはまったく違った、新たなやり口が試されたのです。
通常、タレントを囲むいわゆる“囲み会見”には、芸能リポーターやテレビ局のディレクターが文字通りタレントを囲み、マイクを向けます。
その中に、主催者側が雇ったPR会社のスタッフがマイクを持って立っていたのです。その人は、元テレビ局の情報番組のディレクターで、同業者に顔も知られている人物です。芸能リポーターが「お子さんの予定は?」と質問すると、そのスタッフが「お時間もありますので」とさえぎったのです。
玉木は「いつかはご縁があればね」と丁寧に答えているのですが、タレントの声をかき消そうとかぶせる、悪意を感じるやり口でした。この事態には玉木も驚いたようで、そのスタッフの顔をびっくりしながら見ていました。
なんとも嫌な、消化不良もはななだしい会見でした。
一方の木南も、玉木に先駆けて7月19日のイベントで報道陣の前に登場しました。一緒に登壇していた、明石家さんまに「彼(玉木)はオレたちとどこが違う?」と、相手が拾いやすい質問を投げかけると、木南がすかさず「顔(笑)」。爆笑に包まれました。
俳優本人が失言したり、失礼な態度を取ったりした結果、好感度が下がるのは致し方ありませんが、周囲のスタッフがしゃしゃり出るのは言語道断。
主催者側の戦略ミス、それにゴーサインを出した所属事務所の戦略ミスが、玉木の足を引っ張った会見でした。
<取材・文/間垣ジェーン美瑠>