【海外発!Breaking News】行方不明の3歳児 飼い犬に守られ12時間後に無事保護(米)
今月14日夜、米ミズーリ州で3歳の女の子が自宅を出たまま帰宅せず、大がかりな捜索が行われた。12時間後に少女は無事保護されたが、彼女のそばを離れずに守り抜いたのは飼い犬のヨークシャー・テリアだった。『PEOPLE.com』『ABC7 News』などが伝えた。
14日の午後8時ごろ、バトラー郡クリンにて3歳のレミー・エリオットちゃんが自宅から姿を消した。自宅の周りには広大なトウモロコシ畑が広がっており、母親のティンバー・メリットさんは「姿が見えないだけで、すぐ見つかるだろう」とレミーちゃんの名前を呼びながら付近を捜した。
しかしレミーちゃんは見つからず、ティンバーさんは午後8時30分、警察に捜索願を出した。要請を受けてすぐにヘリコプター2機が出動し、地元警察やボランティアら総勢100人がレミーちゃんの捜索にあたった。
ティンバーさんの友人ジョン・コップさんは「レミーがいなくなったと聞いてすぐ駆けつけましたよ。トウモロコシ畑の端から端までただひたすら歩いて探しましたが、懐中電灯の電池は途中で切れるし、レミーは見つからないし、その夜の捜索は精神的にかなりきついものでした」と当時を振り返っている。
結局、レミーちゃんを見つけることができないままその夜の捜索は打ち切られ、翌朝6時に再開されたが、大人の背丈ほどに育ったトウモロコシ畑では音をうまく拾うことができず、レミーちゃんの居場所の確定には困難を極めたようだ。
しかし行方不明になってから12時間後、レミーちゃんはケンタッキー州から駆けつけた叔父クインリンさんによって、自宅から800メートルほど離れたトウモロコシ畑の中で発見された。クインリンさんは「犬が吠える声が聞こえたのです。その方向に行ってみると、レミーは折れたトウモロコシの茎の上で眠っていました」と語り、胸をなでおろした様子だった。
レミーちゃんはまだ1歳の飼い犬ファット・ヒース(Fat Heath)と一晩を過ごしており、ティンバーさんは「救助されたレミーは汗だくで、水を飲むのもやっとというほど疲れ切っていました。でもファット・ヒースがいたから怖くはなかったと言っています。一人だったらそうはいかなかったでしょうね」と述べ、しっかりとレミーちゃんを守り切ったファット・ヒースを称えた。
身体中を蚊に刺されたレミーちゃんは、ポプラー・ブラフにあるブラック・リバー・メディカルセンターで手当てを受け、今ではすっかり元気を取り戻している。3児の母であるティンバーさんは、今後同じことが起こらないように家の周りにフェンスを設置することを検討しているそうだ。
なおオーストラリアでも今年4月、飼い犬が森の中で迷子になった3歳女児のそばで16時間を過ごし話題となっていた。
画像は『MSHP Troop E 2018年6月15日付Twitter「This is what #Community looks like.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
14日の午後8時ごろ、バトラー郡クリンにて3歳のレミー・エリオットちゃんが自宅から姿を消した。自宅の周りには広大なトウモロコシ畑が広がっており、母親のティンバー・メリットさんは「姿が見えないだけで、すぐ見つかるだろう」とレミーちゃんの名前を呼びながら付近を捜した。
ティンバーさんの友人ジョン・コップさんは「レミーがいなくなったと聞いてすぐ駆けつけましたよ。トウモロコシ畑の端から端までただひたすら歩いて探しましたが、懐中電灯の電池は途中で切れるし、レミーは見つからないし、その夜の捜索は精神的にかなりきついものでした」と当時を振り返っている。
結局、レミーちゃんを見つけることができないままその夜の捜索は打ち切られ、翌朝6時に再開されたが、大人の背丈ほどに育ったトウモロコシ畑では音をうまく拾うことができず、レミーちゃんの居場所の確定には困難を極めたようだ。
しかし行方不明になってから12時間後、レミーちゃんはケンタッキー州から駆けつけた叔父クインリンさんによって、自宅から800メートルほど離れたトウモロコシ畑の中で発見された。クインリンさんは「犬が吠える声が聞こえたのです。その方向に行ってみると、レミーは折れたトウモロコシの茎の上で眠っていました」と語り、胸をなでおろした様子だった。
レミーちゃんはまだ1歳の飼い犬ファット・ヒース(Fat Heath)と一晩を過ごしており、ティンバーさんは「救助されたレミーは汗だくで、水を飲むのもやっとというほど疲れ切っていました。でもファット・ヒースがいたから怖くはなかったと言っています。一人だったらそうはいかなかったでしょうね」と述べ、しっかりとレミーちゃんを守り切ったファット・ヒースを称えた。
身体中を蚊に刺されたレミーちゃんは、ポプラー・ブラフにあるブラック・リバー・メディカルセンターで手当てを受け、今ではすっかり元気を取り戻している。3児の母であるティンバーさんは、今後同じことが起こらないように家の周りにフェンスを設置することを検討しているそうだ。
なおオーストラリアでも今年4月、飼い犬が森の中で迷子になった3歳女児のそばで16時間を過ごし話題となっていた。
画像は『MSHP Troop E 2018年6月15日付Twitter「This is what #Community looks like.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)