【MLB】注目は大谷だけじゃない 牧田ら変則投法のルーキーを米特集 「新鮮でファンキー」
米メディアは右アンダースローの牧田ら変則投法の4投手を特集
米大リーグが開幕。エンゼルスの大谷翔平が敵地でのアスレチックス戦で6回3失点の好投で初登板初勝利を挙げるなど、盛り上がりを見せる中で米メディアは、牧田和久(パドレス)ら変則投法のルーキーにスポットを当てて紹介している。
球春到来。メジャーでは大谷の二刀流デビュー、44歳イチローの超美技などで開幕から大いに盛り上がっているが、米CBSスポーツが異色のルーキー特集を行っている。「見よ 野球の新シーズンは投法の珍しいルーキーがたくさん」と題し紹介している。
記事では「新年は新鮮でファンキーな投法がたくさんやってくる。新たな変則投手を観察していこう」として、以下の4人の投手をピックアップしている。
〇アダム・シンバー(パドレス)【右アンダースロー】
〇牧田和久(パドレス)【右アンダースロー】
〇ジョーイ・ラックチェシ(パドレス)【ぎくしゃくした投法の左の上手投げ】
〇ティム・ヒル(ロイヤルズ)【左サイドスロー】
米では希少な下手投げ「マキタはチャド・ブラッドフォードを彷彿とさせる投法」
日本が誇るサブマリン、牧田を含むこの4人に注目し、それぞれに寸評をつけている。
「パドレスは元西武ライオンズのカズヒサ・マキタと契約した。マキタが契約可能な頃に我々が指摘したように、彼はナックルを投げるチャド・ブラッドフォードを彷彿とさせる投法を用いる」
記事では牧田についてこう評価。アスレチックスなどで中継ぎとして活躍し人気を博した、196センチのサブマリン、ブラッドフォードを彷彿とさせると期待を込めている。牧田はすでに3月30日(日本時間31日)のブルージェイズ戦でメジャー初登板。1回1/3を無安打無失点に抑えている。
そして記事では「バラエティに富んでいる。全員新シーズンの数日でデビューすることだろう。野球よ、願わくば、彼らが絶えず生まれますよう」と結び、新たな変則投手の誕生を期待していた。
大谷のような160キロ超の直球をマークする剛腕とは対照的な存在。だが形は違えど、強烈な個性はみな同じだ。牧田らこの4投手の活躍にも注目してみたい。(THE ANSWER編集部)