Twitterのライブ動画、「最高の瞬間」をシェア可能に。タイムスタンプ機能が追加
Twitterはライブ動画やリプレイにおいて、見てもらいたい特定の時間から動画を共有できる「タイムスタンプ」機能の提供をスタートしました。

これまではライブ放送全体のツイートしかできず話題にズレが生じがちでしたが、「ここを見てもらいたい」という特定の時間込みで共有できるようになり、コミュニケーションのよき潤滑油になりそうです。

2015年にライブ配信サービス「Periscope」を買収して以来、Twitterはライブ配信とアプリの統合を進めてきました。初期にはTwitterアプリで配信しようとするとPeriscopeが自動で立ち上がる仕様でしたが、2016年3月からはTwitterアプリ内で操作が完結するように改良されています。

ある程度は時間の幅があるライブ放送の中で、特定の瞬間についての感動をシェアしたいとき、従来は「動画の3分50秒付近から」と数字で指定しなければならず、視聴者がおのおの手作業でスキップする面倒さが付きまとっていました。

そんな特定の瞬間を切り取る「タイムスタンプ」の共有はとても簡単。ライブ放送の「共有」アイコンをタップして、動画の下の選択バーを見て欲しい時間に動かすだけ。そこに自分の思いを綴ったコメントを書き加えて動画を共有できます。

フォロワーは共有された動画をタイムスタンプで指定された時点から視聴でき、まだライブ放送が続いている場合は「ライブ」をタップすることで生放送へと移行できるとのこと。

この機能はAndroidやiOSの公式アプリ、Web版TwitterおよびPeriscope上ですでに利用可能です。実況主だけではなく、プロのクリエイターが「この瞬間を参考にしてはどうだろう」と資料の共有をする上でも便利かもしれません。