2002年の今日、一体型PCの「VAIO W」が発売されました:今日は何の日?
おもなできごと

・2002年2月9日、ソニーが液晶・キーボード一体型PC「VAIO W」を発売

・2013年2月9日、米マイクロソフトがタブレットPC「Surface Windows 8 Pro」を米国とカナダで発売

・2015年2月9日、カシオがスマホ連携を強化した「EX-ZR1600」を発売

・2018年2月9日、ドコモがZTE製の折り畳み2画面スマホ「M Z-01K」を発売

・2018年2月9日、OPPOが日本参入第一弾となるSIMフリースマホ「R11s」を発売2月9日は「ふくの日」。下関ふく連盟が「ふく」の語呂に合わせて制定。山口県の下関では「ふぐ」と濁らず、「ふく」と呼んでいるそうで、この日も「ふぐの日」ではなく「ふくの日」となっています。とはいえ、他の地域では「ふぐの日」だったりするようです。

過去のできごとで気になったのは、ソニーの一体型PC「VAIO W」発売(2002年)。一体型といえば液晶一体型がまず思い浮かびますが、さらにキーボードまで一体化してしまった「やんちゃ」なモデルです。

「それってノートPCっていうんじゃない?」との疑問も浮かびますが、見てもらえればわかる通り、本体を固定してキーボードを跳ね上げるような形のデスクトップとなっています。隠れ切らない液晶部分では時計を表示できるほか、音楽再生なども可能でした。

ワイド液晶、3W+3Wの大きなスピーカー、テレビ機能の「Giga Pocket LTE」内蔵など、見た目だけでなく機能面も充実。15万円台と比較的価格が安めだったこともあり、人気モデルとなりました。

もうひとつ気になったのは、マイクロソフトの「Surface Windows 8 Pro」発売(2013年、米国・カナダ)。日本での発売は6月で、その頃には「Surface Pro」という名称になっていました。マイクロソフトがタブレットを意識していたのは先に登場したストアアプリしか動かない「Surface RT」を見ればわかりますが、アプリがないという根本的な問題を抱え、iPadやAndroidタブレットのようにはいきませんでした。

そこに登場したのが、普通のWindows用ソフトがすべて動く「Surface Pro」。カバーを兼ねた着脱式のキーボード、ペンが使える高性能PCとして注目されました。RTとは違ってProは支持が強く、ペンが使えるタブレットPCとして、今でも高い人気となっています。

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・Googleの人工知能チーム、8×8のジャギーな低解像度を高解像度に補完する技術を公表


Googleが、たった8×8ドットのモザイクのような画像から、全体がわかる32×32ドットの画像を作り出す技術を公表したという話題です。よくある高解像技術は、エッジを強調したり、動画であれば前後のフレームから補完して解像感を高めるというものですが、こちらはディープラーニングを応用した画像処理で、元画像から推測して作り出すという点が異なります。正確性の面からいえば偽情報となるわけですが、従来では高解像度化が難しいものでもリアリティを高められるという特徴があります。