いじめなどに限らず、本人にしかわからない気持ちの変化によって、誰にでも起こりうる「不登校」。

そんな不登校の生徒たちを支えることができるのは、家族であり、友人であり、教師であるはず。

しかし、時として周囲の人たちの「善意」が、デリケートな思春期の心を傷つけ、余計に学校を「行きにくい場所」にしていることもあるのではないでしょうか。

そんなことを深く考えさせられるツイートが話題になっています。

投稿したのは、臨床医でもあるツイッターユーザーの羆さん(@mhlworz)。

羆さんが実際に不登校の生徒から聞いたという、学校の「善意」がどのようなものなのか、まずは当該ツイートを早速ご覧ください。

「自分がその子の立場だったら」という最も大切なことが完全に見落とされてますよね・・・。

いつ治るかわからない病気の子に、大量の千羽鶴を贈るというあれもなんだかなーって感じる時があります。

ただでさえ、そっとしておいて欲しいのに朝5時から電話(しかも担任から)、LINEには大量のメッセージ、返事しなければポストに何通もの手紙が・・・。もう「行きにくい場所」が「恐怖の場所」に変わることは間違い無いと思います。。。



わかる気がする。。。相手はそんなつもりないんだろうけど、「オレは不登校児を見捨てずに励ます理想の教師!」「不登校の子を励ます余裕があるワ・タ・シ」っていう優越感みたいなものを、教員からもクラスメイトからも感じちゃってダメなんでしょうね。。。

何となく家に来て、お菓子でも食べながらどーでもいいこと話して、マンガ読んで帰っていく…みたいな子がいたら、意外とすんなり「学校に行こうかな」って思ったりするんじゃないのかなー。

「これの何がいけないの?」と、ピンとこなかった方は一度コチラの記事もご一読ください。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by:shutterstock

MAG2 NEWS