AFX通信によると、カナダの携帯情報端末（PDA）大手、リサーチ・イン・モーション（RIM）は28日、第2四半期決算を発表した。それによると、最終利益は、前年同期比57.2％増の1億1100万ドル（1株当たり56セント）、売上高は同58％増の4億9000万ドルとなり、市場予想の4億8900万ドルをわずかに上回った。また、一時的な損益を除いた実質ベースの最終利益は、1億2000万ドル（1株当たり61セント）で、市場予想と一致した。契約件数は同四半期で62万件増加し、365万件となった。

　　同社はまた、第3四半期の業績見通しを発表し、一時的な損益を除いた実質ベースの最終利益の予測レンジを1株当たり62−68セントとした。市場予想は1株当たり66セント。また、売上高レンジは5億4000万−5億7000万ドルに対して、市場予想は5億4800万ドル。第4四半期は、最終利益が1株当たり74−81セント、売上高は5億9000万−6億2000万ドルの見込み。

　　同社の株価は米ナスダック市場で28日、前日比0.23％安の77.25ドルで通常取引を終えた後、時間外取引（米東部時間午後6時29分）で、同日終値比3.75％安の74.35ドルとなっている。【了】