エンゼルスへの入団会見を行った大谷翔平【写真:編集部】

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MLB公式サイトがツイッターで募集、大谷のニックネーム候補が殺到

 ポスティングシステム(入札制度)で日本ハムからエンゼルスに移籍することが決まった大谷翔平投手。9日(日本時間10日)に本拠地エンゼル・スタジアムで行われた入団会見では、ジョークを交えた回答で爆笑を誘う場面もあった。早速、地元ファンの心を鷲掴みにした二刀流右腕について、MLB公式サイトがツイッターでニックネームを募集したところ、返信欄は大盛り上がりで“大喜利“状態となっている。

 記者会見で背番号「17」のユニホームを身に着けた大谷。冒頭の挨拶では「最後に1つだけ、今日、マイク・トラウト選手の結婚式がありますので、結婚おめでとうございます。一日でも早くエンゼルスの選手の皆さんとお会い出来るのを楽しみにしています」と、チームの顔であるスーパースターに“気遣い“を見せ、ファンから拍手を浴びた。

 さらに、その後、背番号17を選んだ理由について聞かれると「本当は27番にしたいなという気持ちがあったんですど、埋まっていたので、17番にしました」と回答。またしても、背番号27のトラウトを意識したジョークを炸裂させ、この日一番の爆笑を誘った。

 まさに、上々の“メジャーデビュー”を飾った二刀流右腕。会見後、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のペドロ・モーラ記者は「ショウヘイ・オオタニが新たなニックネームをつけることをファンに望んでいる」とツイート。すると、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」も「ショウヘイ・オオタニがファンにニックネームの名づけを依頼。我々の提案」とのタイトルで記事を掲載し、以下の4つを記した。

「ショーヘイキッド」「カイジュー」「アロルディス・スタントン」も…

「ゴータニ(Goatani)」
「ショータイム(Sho-time)」
「ショーヘイキッド(Sho-hei Kid)」

 1つ目の「ゴータ二」は、史上最高を意味する「Greatest Of All Time」(史上最高)の頭文字を取った「GOAT」と「OHTANI」の名前をかけたもの。残りの2つは、「Shohei」にちなんだものだ。

 一方、「Cut4」は公式ツイッターでも「ショウヘイ・オオタニがニックネームを欲している、あなたの力が必要だ」と、ファンに愛称を募集。ファンからの答えが殺到した。

「ショーグン(Shogun)」
「ツーステップ(Two-Step)」
「カイジュー(Kaiju)」
「ショータン(Sho tan)」
「ザ・ショー(The Sho)」
「ショータニ(Shotani)」
「アロルディス・スタントン(Aroldis Stanton)」
「ビッグ・ショー(Big Sho)」

 二刀流への期待は高まっており、剛腕アロルディス・チャプマンと、大砲ジャンカルロ・スタントンの名前を組み合わせたものまで登場。モーラ記者のツイッターの返信欄にも「テンシ(Tenshi)」「ダブル・トラブル(Double trouble)」「ザ・センセーション(Shohei the sensation Ohtani)」といった“候補”が寄せられている。

 デビュー前から話題を独占している大谷。集まったニックネーム候補にも、期待の大きさが表れている。(Full-Count編集部)