リンスを薄めて使ったら効果半減する?

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リンスを薄めて使っている人がいますが、この使い方はリンスの良い使い方ではありません!

では、リンスを水で薄めることには、どのような問題点があるのでしょう。

今回は、リンスの効果と水で薄めることの問題点を解説します。

リンスの効果

リンスの効果は、シャンプーによって軋んだ髪に滑らかさを与えることです。

シャンプーは、汚れを洗い落とすためのヘアケアアイテムです。

汚れの中でも、特に落ちにくいのが脂分の汚れです。

この脂分の汚れがしっかり落ちるよう、シャンプーは界面活性剤が主成分になっています。

しかし、界面活性剤は髪の脂を落とすため、シャンプー後は髪が軋んでしまいます。

この軋んだ状態を改善するのがリンスの目的です。

薄めて使うと起こる影響

このようにリンスは、シャンプー後の髪を滑らかにするために用いられます。

そして、リンスは髪をコーティングする作用があります。

そのため、リンスを薄めて使うと髪をコーティングしにくくなるので、効果が半減してしまいます。

一方で、昔のリンスは水で薄めて使うものもありました。

しかし、現代のリンスは、ほぼ全てが原液のまま髪に付けるように作られています。

ですので、昔の感覚のまま水で薄めて使ってしまうと、リンスの効果が半減してしまいますので注意が必要です。

対策

リンスが水で薄まることによって効果が半減することが分かっていても、水で薄まってしまう場合があります。

それは、髪に水が沢山ついた状態でリンスを使った場合です。

髪に水が沢山ついた状態でリンスを付けると、リンスが水で薄まるだけではなく、リンスが水によって落ちやすくなります。

このようにデメリットばかりですので、リンスをする前には、タオルで余分な水分を落とすようにしてください。

リンスを正しく使って、その効果を半減させないようにしましょう!