カップ戦決勝に向けて高ぶる本田圭佑「“持っている”ところを見せるしかない」

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 FW本田圭佑が所属するパチューカは21日、コパ・MX準決勝でアトランテを2−0と下し、決勝進出を決めた。フル出場した本田が試合後、有料メルマガコンテンツ『CHANGE THE WORLD by KSK』で決勝への意気込みを語った。

 今シーズン、パチューカは思うように調子が上がらないままリーグ前半戦を終えた。前期の順位は18チーム中12位。本田は、自ずとチームのカップ戦に対するモチベーションが高まっていったと話す。

「リーグが良くなかったので、そういう意味でも決勝まで行くというのは最低のノルマだと思っていて、カップ戦に関しては気合も入っていました。くじ運も悪くなくて、それをしっかり生かして優勝のチャンスまでたどり着けたというのは良かったです」

 決勝は、対戦相手のモンテレイが前期リーグのプレーオフに出場するため、12月中旬の開催となる可能性がある。そうなれば、パチューカにとってはFIFAクラブワールドカップ2017に出場した後にカップ戦ファイナルを戦うこととなる。

「12月はクラブW杯とカップ戦決勝があり、選手としてはワクワクする試合しか残ってない。モチベーション維持という面ではいいですよね。いつも勝負ですけど、やっぱり1試合で天か地かという試合になる。でも、あまり気負わず、ワクワクしながらやりたいなと思っています」

 そう言って気持ちを高ぶらせる本田は「“持っている”ところを見せるしかないですよね」と、重要な試合での活躍を心に決めた。

本田圭佑オフィシャルメルマガの承認を得て一部抜粋、掲載しています。