不発のパチューカ本田に地元メディア低評価 「日本人の投入は利益にならなかった」
ネカクサ戦後半20分から途中出場の本田、前節に続く2戦連続ゴールならず
パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間9月30日に行われたメキシコリーグ(リーガMX)前期第12節ネカクサ戦に途中出場したが得点に絡めず、試合も0-0ドローに終わった。
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督からコンディション面を懸念された本田は2試合連続ゴールでアピールしたかったが、地元メディアから「日本人の投入は利益にならなかった」と報じられている。
本田は前節クルス・アスル戦の終盤に途中出場。後半44分にはカウンターからのドリブルシュートで移籍後2点目を鮮やかに決めていた。30日のネカクサ戦で本田はベンチスタートとなったが、ディエゴ・アロンソ監督は後半20分に2枚替えを決断し、本田はトップ下の位置に入った。
しかし、直接FKのチャンスでも精度を欠くなど、本田に見せ場は訪れなかった。メキシコメディア「エクセルシオール」は「ディエゴ・アロンソは日本人のケイスケ・ホンダの投入を決めた。しかし、日本人の登場はトゥソス(パチューカの愛称)の利益にならなかった」と指摘。これまで大量リードの終盤で2ゴールを決めている背番号02だが、勝負所で結果を残せず、地元メディアは厳しい評価を下している。
欧州を離れ、メキシコという新天地を選んだ本田。ハリルジャパンに返り咲くには継続して結果を出すことが求められている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images