「全然ダメ」…低調の本田圭佑、完敗を認める「サウジの方がよかった」

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 2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選で日本代表はサウジアラビア代表と対戦し、0−1で勝利を逃した。「事実としてサウジの方がいいサッカーしてた」とFW本田圭佑(パチューカ)は完敗を認めている。

 前節をベンチで過ごし、「必要な悔しさ」「(若手が活躍し)危機感与えてくれることに感謝してる」と闘志をたぎらせていた本田は「まあ全然ダメですね。何を言っても言い訳になるんで。ダメやったっていう結果しか残らない」と語り、自身の低パフォーマンスを認めた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督との試合前でのミーティングで、前半だけの出場になると説明を受けていたという本田。右サイドでコンビを組んだDF酒井宏樹(マルセイユ)やMF柴崎岳(ヘタフェ)との間には「組み立てのところに課題があった」と感じているようだ。

 W杯予選の全日程を終えた日本代表の各選手は、これから所属クラブに戻ってレベルアップを図ることになる。パチューカではデビュー戦でゴールを決めるなど、存在感も出てきた。本田は「何よりもW杯に出るという結果を残した時点で1回振り出しに戻して、日本代表がどういった形でロシアW杯に向かうべきなのか。それを考えないといけないかなと思います」とゼロから日本代表のあり方を再考すべきだと語った。