以下すべて、Jタウンネット編集部撮影

茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」(東京都中央区)が提供しているデザート「イバラキングメロンパフェ」が、ツイッターで反響を呼んでいる。

茨城県は、メロンの生産量で全国トップのシェア(約25%)を誇る。同店では2017年6月30日まで、「いばらきメロンフェア」が開催されており、限定品のデザートには、茨城県産のメロンがぜいたくに使用されている。Jタウンネット記者は6月26日、実際に食べに行ってみた。

この日は「限定20食」

記者が店に到着すると、約15人が開店待ちの行列に並んでいた。時計の針は10時35分を指している。「イバラキングメロンパフェ」は以前から、ネットで反響を呼んでいた。開店時間の25分前にこれだけ列を作るのも、無理もない。

店にとっては、うれしい悲鳴だったかもしれない。同店は23日から、「1日○食」と限定販売に切り替えていた。23日は50食、24、25日は100食、そして26日は20食。記者は何とか、「20食」の枠に滑り込んだ。



「イバラキングメロンパフェ」には、茨城県のオリジナル品種「イバラキング」が使用されている。同店の説明文によると、

「茨城県の高い育種技術を結集し、10年以上の歳月をかけ、400通り以上の掛け合わせを経て、たった1つ選ばれた茨城県のオリジナル品種です。上品な甘さ、なめらかな舌触り、きめ細かくジューシーな果肉が特徴です」

器に刺さったカットメロンを取り外すと、オレンジ色のメロンアイスが顔を出した。その下にあるのは、これまたメロン味のシャーベット、角形のメロン、ナタデココだろうか。アイスやシャーベットが次第に液状化し、うまい具合にそれらが混ざり合う。カットメロンやアイス、シャーベット単体でも十分、甘くてうまいが、溶けた後の液体にカットメロンを付けて食べると、さらに格別だった。

お値段1280円は、(税込1382円)。食べ終わり会計を済ませた時点で、「イバラキングメロンパフェ」は売り切れだった。



「いばらきメロンフェア」は6月30日で終了するが、NHK朝ドラ「ひよっこ」の舞台となった茨城県北地域の食材を使用したランチ定食「ひよっコラボ特別メニュー」など、見所はそれにとどまらない。「納豆の日」の7月10日には、茨城ご当地の非公認キャラクター「ねば〜る君」が来店するという。