【極秘】日高屋の幻の裏メニュー「キムチチャーハン」が激ウマ! しかし断られることもある(笑)!

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関東地方を中心に展開するラーメン店・日高屋。ワンコインである程度のメニューを食べることができてしまうほどリーズナブルな価格帯に設定されているので、仕事の合間のランチで愛用しているという方も多いのではないでしょうか。

知られざる裏メニューが存在する



そんな日高屋ですが、実はメニューブックに乗っていない「裏メニュー」がいくつか存在するとされています。その中のひとつに「キムチチャーハン」があるのですが、食べたことのある人は口を揃えて「どうしてレギュラーメニューに追加されないのか不思議」と言うほどのクオリティなのだとか。クゥゥゥーーーーッ! そいつは気になるぜ!



断られることも多いらしい



しかしこの裏メニューのキムチチャーハンは対応してくれる店舗が限られているらしく、注文しても「できません」と断られてしまうことも少なくないそうです。非公式のメニューになるため問い合わせをしたところで対応をしてくれる店を教えてくれるはずもなく、自ら対応してくれる店を探さなければならないという、まさに幻のメニューというわけなのです。



理論上はどの店でも対応可能



このキムチチャーハンの注文方法は、店員にそのまま「キムチチャーハンをください」と注文するのではなく、チャーハンとキムチを単品で注文し、「チャーハンにキムチを混ぜてください」とお願いするというのがポイントになります。そのため、チャーハンもキムチも全店に用意されているメニューになるため、理論上はどの店でもお願いすることができるのですが、本当に対応してもらうことはできるのでしょうか。

1店舗目は見事に撃沈!



というわけで早速、最寄りの日高屋に行ってキムチチャーハンを注文してみることに。ところが、訪問した時間帯が平日のランチタイムだったのが悪かったのか、店内がそこそこ賑わっていたこともあり、「チャーハンにキムチを混ぜて炒めてもらえますか?」と注文するも「それはできません」とあっさり撃沈。

冷静に考えればチャーハンは定番メニューであるため、注文が多い時間帯にキムチを混ぜろというのは無謀そのもの。日時を改めて再度挑戦してみることにしました。

2店舗目も撃沈……



ところが、時間帯を平日の夜遅い時間に改め、さらに別の店舗に足を運んで2度目のチャレンジをしてみたものの、1店舗目と同様にあっさりと撃沈。店内はほとんど混雑していない状況だったのにもかかわらず対応してもらえませんでした。これはなかなか難易度が高い……。

3店舗目でついに成功!



しかしまだまだめげずに3度目のチャレンジ。2度目と同様に平日の深夜の時間帯に、さらに融通が利きそうな小さめの店舗を選んでチャレンジをしてみると、あっさり「かしこまりました」と快諾! 苦労をしましたがようやく裏メニューのキムチチャーハンを注文することができました!

どうやら店舗や時間帯、混雑度合いや対応してくれるスタッフの裁量など、さまざまな要素がすべて揃ったときにはじめて注文することができるようですね。



これが裏メニューのキムチチャーハンだ!



そしてついに目の前に日高屋裏メニュー・キムチチャーハンが運ばれてきました。一般的なキムチチャーハンというともう少し全体的に赤みを帯びているイメージでしたが、単純にキムチを入れて炒めているだけなので、色味は普通のチャーハンとそこまで変わらない印象ですね。



これはウマいぞ!!



3度目のチャレンジにしてようやくありつけた裏メニューのキムチチャーハン。早速パクリといただいてみると……

ウマァァァァーーーーーイ!! これは素晴らしいキムチチャーハンだ!



一般的なキムチチャーハンはキムチ独特の辛味が強調されていることが多いですが、こちらはあくまで普通のチャーハンがベースとなっているため、塩コショウなどのシンプルな調味料によって引き出された旨味がしっかりと感じられるのです。

それでいて日高屋のキムチは辛すぎず絶妙なまろやかさを持っているため、ベースのチャーハンとしっかりと混ざり合っています。これは確かに日高屋のチャーハンがベースになっているからこそできるキムチチャーハンなのかもしれませんね。



キムチ2倍でもいいかもしれない



キムチの味を強めにしたい方は、少々値が張ってしまいますが単品のキムチを2皿注文し、それを混ぜてもらって2倍キムチチャーハンにするといいのではないでしょうか。これは実際には試しませんでしたが、チャーハンそのものの味がしっかりしているので2倍のキムチを投入してもバランスが崩れることはないはずです。

裏メニューであることを念頭に入れるべき



ぜひこのキムチチャーハンは皆さんにも食べていただきたいところですが、あくまでこちらは日高屋のスタッフがご厚意で対応してくれた裏メニューであるということを忘れてはいけません。忙しいときに対応してもらえないのは仕方のないことですし、間違っても文句を言ってはいけません。

ダメなときは自分で混ぜよう!



もしキムチチャーハンを食べないと死にそうなくらいキムチチャーハンに飢えているときに断られてしまった場合は、チャーハンとキムチを注文して自ら混ぜ合わせるようにしましょう。パラリとした感じは薄れてしまうかもしれませんが、味は同じになるはずですから。

えっ、最初から注文しないで自分で混ぜればいいだろって? そんなことはない! 味は同じかもしれないですが、裏メニューを注文できたという達成感こそが満足度を高めてくれるのです。というわけで皆さんもぜひ、スタッフに迷惑をかけない程度に試してみてくださいね。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/