DeNA・ラミレス監督【写真:編集部】

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ミレス監督は将来性にベタ惚れ「将来的に3割、30本、100打点を狙える」

 DeNAは23日、春季キャンプの1、2軍メンバーの振り分けを発表。ラミレス監督が“筒香2世”と期待する2年目の育成・網谷圭将捕手(19)が初の1軍メンバー入りをつかんだ。

 ラミちゃんの秘蔵っ子が異例の大抜擢だ。千葉英和高から15年の育成ドラフト1位で入団した網谷は入団1年目の昨季、2軍の春季キャンプで左有鈎骨を骨折。その影響でファームでの公式戦デビューは8月と出遅れ、イースタン・リーグ出場19試合にとどまった。

 それでも、昨秋の奄美キャンプでは「筒香のような選手になれる素質がある。将来的に3割、30本、100打点を狙える」と指揮官から大絶賛され、打撃を生かすためサードのポジションにも挑戦。オフには台湾ウィンターリーグに派遣され、期待の大きさを表すメンバー入りとなった。

 育成では唯一の1軍で、リストの中でひときわ異彩を放つ背番号100。キャンプからアピールすれば、早期の支配下登録の可能性もありそうだ。

 なお、新人ではドラフト1位・浜口(神奈川大)ら5人、移籍加入の平良(前巨人)、田中浩(前ヤクルト)も1軍スタートとなった。

 春季キャンプのメンバーは以下の通り。

【1軍(宜野湾)】

〇投手(20人)

 熊原、石田、井納、三嶋、山崎康、須田、今永、浜口、福地、尾仲、飯塚、平田、三上、進藤、田中健、砂田、クライン、パットン、ウィーランド、平良

〇捕手(4人)

 黒羽根、戸柱、嶺井、網谷

〇内野手(9人)

 ロペス、倉本、白崎、狩野、山下、エリアン、佐野、田中浩、シリアコ

〇外野手(5人)

 梶谷、筒香、乙坂、桑原、関根

【2軍(嘉手納)】

〇投手(16人)

 小林、水野、加賀、高崎、林、久保、大原、綾部、京山、小杉、野川、国吉、藤岡、柿田、田村、笠井

〇捕手(3人)

 高城、西森、亀井

〇内野手(10人)

 山崎憲、石川、松尾、柴田、飛雄馬、宮崎、後藤、白根、百瀬、山本

〇外野手(5人)

 荒波、下園、細川、青柳、松本