高橋一生も低音ボイスで椎名林檎を歌う「カルテット」がそこまで「カルテット」だったとは

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1月17日(火)夜10時からスタートするドラマ『カルテット』の主題歌を、主演の松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平の主演4人による番組限定ユニット「Doughnuts Hole」が歌うことが発表された。えーっ、4人で主題歌を歌うの? しかも作詞・作曲は椎名林檎って、えーっ! 「おとなの掟」ってタイトルもすごい……。


ドラマは『最高の離婚』『Woman』などを手がけた脚本家、坂元裕二によるオリジナル作品。冬の軽井沢を舞台に、偶然出会った4人の弦楽奏者たちの恋と謎を描くストーリー。人気と実力を兼ね備えたキャストの共演が話題になっている。
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音源はまだ発表されていないので、ドラマを見てのお楽しみ。ユニット名の「Doughnuts Hole」の意味も1話を見ればわかります。バンド編成を見ると、ドラマ同様、ストリングスを中心にしたアレンジの曲になる模様。

以下は椎名林檎によるコメント全文。

「このたびはとびきりの作品へ参加させていただき光栄です。ありがとうございます。
キャストのみなさんがそれぞれ、担当される 弦楽器を猛特訓中と伺い、作曲時に4人分の弦楽パートもご用意してしまいました。てっきりマジで弾いてくださるのかと早合点して。
それと、Mummy-Dがご出演されることは、年明けにネットのニュースで知りました。本来なら冒頭32小節くらい彼の時間として書くべきでした。ごめんなさい。今回そうはなっておりませんが、次回はそういたします。
でも、みなさんほんとうにかっこよく唄ってくださり、しあわせです。よろしければドラマとともにほんのりご賞味いただきたいと思います。何卒」


ちなみに、松たか子はデビュー曲の「明日、春が来たら」を筆頭に、シングル21枚、アルバム9枚をリリースしている立派なシンガー。満島ひかりは女優としてブレイクする前に「Folder」「Folder5」でアーティスト活動を行っていたのは周知の事実。

松田龍平は2012年に発表されたRIP SLYMEのメンバー、PESのソロアルバムにボーカルとして参加した経験アリ。カラオケでは餓鬼レンジャーの曲をノリノリで歌っているところを同級生の嵐・松本潤に目撃されたことがあるそうだ。そして魅惑の低音、高橋一生は『軍師官兵衛』で共演した岡田准一も絶賛するほどの歌唱力の持ち主。『スタジオパークからこんにちは』に出演した際は、菅野祐悟のピアノをバックにTHE BOOMの「からたち野道」を生披露。低音でしっとりと歌い上げた。

はたして4人による歌のコラボがどう仕上がっているのか? TBSの“火10”枠といえば、『逃げるは恥だが役に立つ』の“恋ダンス”の記憶が新しいが、まさか『カルテット』でこんな仕掛けがあるとは思わなかった! ますます17日の放送が楽しみである。
(大山くまお)