XFN-ASIAによると、中国・北京市工商行政管理局は、米日用品大手P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)に対し、虚偽広告の疑いで、近く調査に乗り出す模様だ。北京タイムズが、高官筋の話として27日付で報じた。

  同紙によると、調査の対象となるのは、「パンテーン」、「ヘッド&ショルダーズ」、「セーフガード」、「クレスト」の各製品で、テレビコマーシャルで虚偽の広告を行ったとされた。

  問題とされたのは、例えば、シャンプーの「パンテーン」のコマーシャルでの、「アミノ酸成分が髪を一生涯、強くする」という宣伝文句だった。一方、P&G側は、「一生涯」という文言は使っておらず、「アミノ酸とビタミンの成分が髪を強くする」ことは実験データで証明できると主張している。 【了】