スペイン・マドリッドの中心で味わう至高のカフェタイム!緑あふれる知られざるおしゃれなカフェ「エル・インヴェルナデーロ」
サルバドール・バチジェール(Salvador Bachiller)というスペインのメーカーをご存知でしょうか?
サルバドール・バチジェール(Salvador Bachiller)は、1940年に旅行製品を扱う店として開業しました。
その後徐々に営業内容を開拓し、バッグや靴、財布、手袋などを取り入れ、デザインが豊富、値段がお手頃というわけで、若者から年配者にまで人気のお店になりました。
今ではスペインの隠れたお土産としても人気のお店、それがサルバドール・バチジェール(Salvador Bachiller)です。
その人気は高く、現在スペイン全国に70店舗もお店を構え、最近ではマドリッドの3店舗内にお洒落なカフェテリアをオープンしました。
今回はそんなサルバドール・バチジェール(Salvador Bachiller)のお洒落なカフェテリアの中から、スペイン・マドリッドの目抜き通りグラン・ヴィアにある、「エル・インヴェルナデーロ」をご紹介しましょう。
お店はグラン・ヴィアの中心カジャオ広場からスペイン広場に向かって5分ほど歩いた左手にあります。
以前は、地下に本革のバッグや靴、1階に合皮製品や帽子、傘、そして2階にスーツケースなどの旅行製品を並べていましたが、地下にあったものは1階、2階に移し、たくさんの植木で装飾して模様替えです。
カフェテリアは地下ですので、店内左奥のらせん階段を降りましょう。
観光客の方にとって、カバンのお店の地下にカフェテリアがある、というのは情報をご存じないと、少しハードルが高いかもしれません。
カフェテリアは緑の植物でいっぱい。
お店は洗練されたスタッフでとても行き届いたサービスを堪能することができます。
席はゆったりとってあり、さりげないひとつひとつに、非常にこだわりがつまっていることを感じられます。
でも、席に通されたからといって、じっと座ってはいられません。必ず店内の探索をしたくなるはずです。
たぶん、最初はみんながみんな探索をするのでしょう。ウロウロしていても他のお客様にご迷惑がかからないのであれば、大丈夫です。
植木の緑で店内を覆っていますが、その合間に見えるちょっとした小さなところにも、心遣いがされています。
御手洗は広くはありませんが、とても清潔。白木の扉にお洒落なタイルです。
コーヒー、紅茶が一番安く、3ユーロです。そのへんのカフェテリアやバルに比べると倍ほどの料金ですが、その分サービスも雰囲気もたっぷりです。
スペイン人はコーヒーカップよりガラスのコップで飲むのを好みます。
そのため、ガラスのコップではなく、コーヒーカップでコーヒーを楽しみたい場合は、オーダーする時に「エン・タッサ」(カップで)と注文してみてください。
また、暖かいコーヒーを飲みたい場合は、「カリエンテ」(熱いの)と伝えるのもお忘れなく。そうしないと、スペイン人にあわせた、すこし冷めたコーヒーが提供されてしまうかもしれません。
ちょっと値段が高い場所なので、にぎやかな若者たちは入ってきません。
カウンターの立席もなく、何時間いても、スタッフたちは呼ばない限り近づいてきません。
そのため、このカフェテリアは静けさを好む、大人の空間といったところでしょう。
マドリッドのど真ん中にあるオアシスのようなカフェテリアで、いっときを過ごしてみてはいかがでしょうか?
きっと素晴らしいマドリッドのお散歩を楽しめるに違いありません。
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お店 El Invernadero(エル・インヴェルナデーロ)
住所 calle de Gran Via, 65 28013 Madrid
営業時間 (月曜〜水曜)10:00-22:00. (木曜)11:00-00:00. (金曜、土曜)10:00-01:00. (日曜)11:00-22:00
定休日 無し
公式ホームページ El Invernadero