XFN-ASIAによると、米牛・鶏肉最大手のタイソン・フーズは、中国に同国養鶏第4位の福建聖農集団との合弁で養鶏場の建設を計画しており、大詰めの折衝を行っている模様。香港英字紙サウスチャイナ・モーニングポストが交渉に近い経営幹部筋の話として報じた。同紙よると、タイソンは福建聖農と1億5000万ドル(約165億円)で合弁企業を立ち上げ、会長はタイソン、CEO(最高経営責任者)は福建聖農から派遣される。合弁企業は2010年までに年間1億2000万羽の鶏を生産する体制を整える。ただし、51対49でタイソンが過半数の株式を持つ形に、福建聖農が難色を示しているとしている。 【了】