皇太子さまに促され、外国人男性と握手をしながらご挨拶を('11年12月・初等科4年)

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 1か月半にわたる長期欠席をされていた皇太子ご夫妻の長女・愛子さまの学校での滞在時間が着実に延びているという。どうやら、12月に学校で行われる行事を「目標」に、愛子さまの“モチベーション”が高まっているようだ。学習院関係者が打ち明ける。

「12月12日に女子中等科3年と女子高等科2年の生徒が、『GTEC』という英語のテストを受ける予定になっています。 

 英語がお得意な愛子さまは、かなり燃えているのではないでしょうか」

「GTEC」は、英語の「読む」「聞く」「書く」などの技能を測るスコア型のテストで、入試に活用している大学も多く、'15年は全国で81万人以上の受験者がいたという。

 愛子さまは以前から熱心に英語に取り組み、初等科5年のときから放課後、学習院女子大学の「英語力養成コース」という特別授業にご参加。

 夏休み中の「イングリッシュ・セミナー」という夏期講座は4年生から受講され、この夏で6年連続となった。

「自分のお得意な科目で実力を発揮できる行事が学校であれば、登校への意欲も高まると思います。

 英語のテストが愛子さまの短期的な目標になっていて、登校時間が早くなっているのかもしれませんね」

 そう語ってくれたのは、皇室を長年取材するジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどりさん。

「試験当日は遅刻も欠席もできません。きちんと受けることができれば、通常登校へのきっかけになると思います。

 愛子さまは英語がお好きで、小さいころからご両親と親しまれているようなので、高得点が期待できて自信につながるはずです。」(渡邉さん)

 お父さまの皇太子さま(56)は、英国・オックスフォード大学に留学していて、英語でおことばを述べられることも。

 皇太子妃雅子さまも米国での生活が長く、外務省時代にはオックスフォード大学に留学されているので、愛子さまはご両親の手ほどきも受けられているはず。

「4年後の東京五輪もあるので、愛子さまは英語の勉強に意欲的だと思います。

 皇室の方々も、外国のお客さまをもてなさなくてはならず、五輪の年には19歳になる愛子さまにも、内親王として当然、その公務が割り当てられるでしょう。

 いずれは留学も考えていると思うので、そのための英語力強化も目標にされていると思います」(渡邉さん)

 英語の上達とともに、登校への意欲も増している愛子さまに、雅子さまも胸をなでおろしていらっしゃることだろう。