XFN-ASIAによると、台湾当局は、米国で2頭目のBSE(牛海面状脳症、狂牛病)感染牛を確認したことを受けて、米国産牛肉の輸入を禁止する。同国の中央通信社が25日付で報じた。わずか2ヵ月足らずで台湾は再び、米国産牛肉の輸入禁止を決めたことになる。ただ、すでに販売されている米国産牛肉については、それらの牛肉が安全とされている生後30ヵ月以下の牛のものであることから、回収は行わないとしている。台湾は毎年、8000万米ドル(約87億円)相当の米国産牛肉を輸入しており、アジアでは日本や韓国と並ぶ3大市場の一つとなっている。 【了】