冬の鍋料理には欠かせない海の幸「タラ」。

味は淡白ながら、うまみ成分のイノシン酸やグルタミン酸を豊富に含むため、スープや汁物にするとおいしいだしがいただけます。

加熱しても身が固くならず消化もよいため、お年寄りや胃腸の弱い方にもおすすめの食材です。ほろっと柔らかいタラとピリ辛キムチ味の相性は抜群! 一人鍋としても、付け合わせの一汁としても。

これからの季節に嬉しい、身もココロも内側から温めてくれる絶品スープです。

■タラのキムチスープ

調理時間20分 215Kcal


レシピ制作:料理家 保田美幸



<材料 2人分> 
甘塩タラ 2切れ
白ネギ 1/2本
白菜キムチ(汁と合わせて) 100g
絹ごし豆腐 1/3丁
<合わせスープ>
 だし汁 350ml 作り方>>
 みりん 大さじ1
 薄口しょうゆ 小さじ1
 ショウガ汁 1片分
塩 適量
ゴマ油 少々

(※)だし汁の作り方は「作り方こちら」をご参照ください。

<作り方>
1、甘塩タラはザルにのせて熱湯をまわしかけ、骨を抜いてひとくち大に切る。白ネギは斜め薄切りにする。白菜キムチはザク切りにする。絹ごし豆腐はキッチンペーパーで包んで水気をきる。

2、鍋に<合わせスープ>の材料、甘塩タラ、白ネギ、白菜キムチを入れて火にかける。煮たったら絹ごし豆腐を手でひとくち大に割りながら加え、中火で5分煮る。

3、塩で味を調えて器に盛り、ゴマ油をたらす。

うまみ成分のイノシン酸は分解が早いため、鮮度が命!
タラは新鮮なものを選び、なるべく早く調理するようにしましょう。

(フジノアサコ)