和食の定番「魚の煮付け」。涼しくなってくるとあのこっくりとした甘辛い味を食べたくなることはありませんか?

今回は、しっかりと味をしみこませた「カレイの煮付け」レシピをご紹介。豆腐とネギを添えれば、栄養バランスもバッチリ。

白ごはんがすすむこと、間違いナシです!

■カレイの煮付け

調理時間 25分 1人分270kcal


レシピ制作:家庭料理研究家/管理栄養士 中島 和代/杉本 亜希子


<材料  2人分>
カレイ(切り身) 2切れ
青ネギ 2本
豆腐 1/4〜1/2丁
ショウガ 1片
<煮汁>
酒 100ml
水 150ml
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ3
しょうゆ 大さじ3
 

<下準備>
・カレイは黒い皮側(表側)に十字に切り込みを入れる(ここではエテカレイを使っています)。


・青ネギはサッと水洗いして長さ4cmに切る。白い軸側が太い場合は縦半分に切って下さい。

・豆腐はサッと水洗いして2〜4つに切る。

・ショウガは皮をむき、薄い輪切りにする。

<作り方>
1、鍋または深めのフライパンに<煮汁>の材料を入れて強火にかけ、煮たったらショウガ、カレイの黒い皮側を上にして並べ入れる。


ヒント! カレイの大きさやお鍋の深さによって水で調整して下さい。


2、煮たってきたら中火にし、落とし蓋をして10〜12分煮る。火をいったん止めて5〜6分置き、味を含ませる。


3、再び中火にかけ、煮たったらカレイを取り出し、青ネギ、豆腐を加えて5〜6分煮る。煮汁が少ない時は分量外の酒を加えて下さい。青ネギ、豆腐を器に盛り合わせ、煮汁をかける。


煮崩れさせずにしっかり味付けするコツは、「落し蓋の使用」と「途中で火を止めること」。

煮だった煮汁が落し蓋にあたって具全体にいきわたることで、ムラのない味付けに。沸騰しても、落し蓋が材料を押さえて、魚を動きにくくしてくれます。途中で火を止めて、しっかりカレイに味を染み込ませましょう。

(ジェイ真葉)