イタリアキャプテン翼が放映されてから、30年が経った。少年時代に日本発の名作アニメに魅了されたセリエAの選手たちから賛辞が寄せられている。

ユヴェントスやイタリア代表で鉄壁の守備を築き、ワールドクラスのセンターバックとして評価されているDFレオナルド・ボヌッチだが、子供のころはストライカーの日向小次郎(マーク・レンダース)に憧れたという。

「腕まくり、難しい幼少期、挑発、手にはコカ・コーラ、計り知れない闘志、大砲でも打てないような強力な(タイガー)ショット。多くの子供たちはオリー(大空翼)やベンジ(若林源三)に憧れたけど、僕はマーク・レンダースみたいになりたかった。挑発やタイガーショットが懐かしい。でも、今練習しているよ(笑)」


そのボヌッチとチームメートのDFジョルジョ・キエッリーニが憧れたのは、立花兄弟だったようだ。スカイラブハリケーンを「僕らみんなも何とかやってみようとした」と明かしている。


ミランで本田圭佑とプレーするMFアンドレア・ベルトラッチも、キャプテン翼のファンだったようだ。お気に入りは、松山光(フィリップ・キャラハン)だったという。

「大好きなアニメが30周年! 小さいころから憧れの彼らのようなレベルにたどり着くのが夢だったんだ! オリーはとても素晴らしい選手だけど、僕はフィリップ・キャラハンもすごく好きだった。いつもベストを尽くすために全力で練習していた選手なんだ!」