17日、フジテレビ「スポーツLIFE HERO'S」では、リオデジャネイロ五輪に出場するプロテニスプレイヤー・錦織圭に行ったインタビューの模様を伝えた。

7月4日のウィンブルドン4回戦では、チリッチと対戦するも左脇腹の痛みにより途中棄権した錦織。この一戦について「去年もウィンブルドンで痛み(左ふくらはぎ)があって試合をリタイアしたので2年連続リタイアしたくないっていう思いもありました」と語り、痛みを抱えながらも強行出場した思いを明かすも、「最後の試合は動く時でも痛かったので反応できなかったり、毎ショット痛みと戦いながら」と振り返った。

リオ五輪に不安を残す結果となったが、錦織は「今回は色んな事を学んだと思います。ケガと戦いながらでも、あそこまで戦えるんだなという経験値は得た。うまく付き合っていければ、これからももっとコンスタントに結果が出てくる」と手応えも――。

それでも過去2回出場している五輪については「オリンピックは4年に1回なので。グランドスラムが僕らにとっては一番大きな試合で年に4回はあるので。その中でチャンスは巡ってきますけど、オリンピックの場合はここで照準を合わせていかないと次は4年後になってしまう」とその難しさを口にした錦織だが、3度目の正直へ「金メダルを狙いたい。僕らはメダルの習慣がないので是非メダルを獲って初めての経験を味わってみたい」と意欲を示した。