自称・完璧主義なあなたに、真の完璧主義者からのアドバイスです
日本人に多いといわれる「完璧主義」。これを読まれている方も多かれ少なかれ、完璧主義的なところをお持ちの方は多いのではないだろうか。「完璧主義」は物事の丁寧さや向上心などの強さがあり、いい面も多く持ち合わせているが、社会に出ると時には短所とみなされてしまうことも。
画像はイメージです（SmithGregさん撮影、Flickrより）
完璧主義を克服したいという主もアイディアをもらうためにコミュニティアプリ「アンサー」にスポットを立ち上げた。提案の多くはこれまた完璧主義な彼女にはあまり受け入れられないようだ。そこに自分も完璧主義という男性が登場する。
「真の完璧主義」という彼の意見は主にも納得行くものだったようで、少しは彼女のもやもやが晴れたようだ。これを見て完璧主義に悩むあなたもヒントを得ていただければと思う。
甘くなることや妥協なしで完璧主義を克服する方法ってある！？
完璧主義に悩む人は多いかもしれない。学生時代はきっちりまじめに取り組んでいる、として褒められることの多いにもかかわらず、スピード感を重視する社会に出れば短所とみられることが多いからである。そんな「完璧主義」に主も悩んでいるという。
しかし、彼女はただ克服するのではダメで、「甘くなることと妥協（は）なし」という条件付きだ。「楽観的に考えましょう次は頑張ろうみたいな」「同じ意見ですが、楽観的になるのが難しかったら出来ないことを認めることじゃないかなあ。」というコメントは「でもそれ、妥協ですよね。」と切り伏せる。プロ意識を持って仕事をしているという彼女、さすがである。
「真の完璧主義者は満足しない」
そこへ登場する「俺も完璧主義者」という男性。彼は主とは違って「完璧主義」を誇りに思っているらしい。なんだかんだ言っても主も「いや、完璧主義なところが好きでもあるんだよね」という。及第点に到達するために「常に問題点の確認と改善を怠らない」「なぜそうなったかを分析して、改善策を練る」というのは主ももちろん行っているとのこと。
では、ふたりの違いは何なのか。それは「できるなら100点のテストで200点取りたいみたいな」「他人の採点の基準にとらわれたくない」という意識らしい。100でも完ぺきではない、「真の完璧主義者は満足しない」ということだ。
この際、もし満点をとれないとしてもそれはさらなる高みのための糧でしかないという心持が重要のようだ。そしてあるコメントが主のことを的確に言い当てている。「これまで出た内容だと君は完璧主義じゃなくて成果主義だよ」。主も「完璧主義は過程、成果主義は結果ってことかな...」と気づいたようだ。
スピード感が重要な社会であるなら、そのスピード感すら完璧を目指す、そう考えれば最強である。ま、「適当主義」の筆者にはよくわからない世界である。ごめんなさい。（ライター：ファエマ）
