ドン・チードル主演のドラマ「ハウス・オブ・ライズ」第5シーズンで終了決定
ドン・チードル主演のテレビドラマ「ハウス・オブ・ライズ(原題) / House of Lies」が現在放送中の第5シーズンをもって終了することになったと TV Line などが報じた。
同ドラマは、主人公のマーティ(ドン・チードル)が富裕層を相手に詐欺まがいの企業コンサルティングを行い、高額な手数料をせしめるブラック・コメディー。ドンのほかにはテレビドラマ「ヴェロニカ・マーズ」のクリステン・ベル、映画『ザ・ウォーク』のベン・シュワルツ、ジョシュ・ローソンなどが出演している。
米ケーブル局Showtimeの社長デヴィッド・ネヴィンズは、「『ハウス・オブ・ライズ(原題)』は時代の先を行くコメディーでした。この5年間、性同一性や富の不平等、白人の特権、警察の蛮行、異人種間の関係、コードスイッチング(二つ以上の言語を交ぜて話す方法)といった議論を巻き起こす問題を、正直に、鋭いユーモアを織り込みながら取り上げてきました」と述べている。また、ドン、クリステン、ベン、ジョシュは、テレビドラマの中でも最高のコメディーチームであり、素晴らしいフィナーレにしてくれたと付け加えている。最終エピソードはキューバで撮影されたそうだ。
ドン・チードルはマーティ役で、エミー賞、放送テレビ批評家協会賞などにノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞男優賞(コメディーまたはミュージカル部門)、NAACPイメージ・アワードなどを受賞している。
クリステンはすでに次のドラマが決まっており、「CSI:科学捜査班」のテッド・ダンソンと組んだ新ドラマ「ザ・グッド・プレイス(原題)/ The Good Place」の放送が秋からスタートする。(澤田理沙)