1月にベッキーとの不倫疑惑が報じられたゲスの極み乙女。の川谷絵音。それから2か月ほどが過ぎた3月2日のライブでは、今まで沈黙していたうっぷんを晴らすかのように、ファンに向かって挑戦的な言葉を次々と投げかけた。

ライブでは“好きで黙っていたわけじゃない”“写真使うならもっといいやつ使って”など言いたい放題。ライブだけでは飽きたらなかったのか、『週刊文春』の電話取材に応じると、2週にわたって自らの主張をぶちまけたのだ。

謝罪会見でベッキーは、川谷とは“お友達”と話していたが、川谷は友人関係について、最後まで言葉を濁していた。

沈黙から一転、ペラペラしゃべる川谷に対して、苦い思いをしている人たちもいる。ベッキーの所属事務所だ。

「ウチとしては、早くこの騒動を沈静化させたいんです。それなのに、川谷さんがいろいろ騒げば騒ぐほど、長引いてしまう。はっきり言って迷惑というのが、会社の本音だと思いますよ。

上層部としては、7月には復帰させたいと思っているようです。下手に長引くと、逆に出るタイミングを逃してしまう。なので、彼には黙ってほしいと思っているでしょうね」(事務所関係者)

そんな中、一部報道で出ているのがベッキーの『CM賠償問題』だ。今回の騒動で打ち切りになった10社に対し、一説には4億円にものぼる違約金が発生しているというのだが……。

「そんなことはないですよ。今のところ、CMを出した企業さんから、違約金などの請求が来たとは聞いていません。一部の企業さんは、CM出演が長期に及ぶため、契約時に半金、契約満了時にもう半金ということもあるようです。

なので、その半金が入らないということはあったようですが、ウチから相手側に違約金を払うということはないみたいですよ」(前出・事務所関係者)
違約金の請求はないとはいえ、事務所の総売り上げの3分の1以上を占めていたというベッキー。その彼女が休業となれば、当然、会社にとって大きな打撃だ。

「7月の復帰を目指すのならば、テレビ局や芸能関係者などに、今すぐにでも水面下で動き出さなくてはいけないんです。でも、事務所としては具体的な方針を打ち出せていないみたいですね。

実は不倫騒動が起こってから、ベッキーと事務所の上層部とは、直接会って話し合いができていないんですよ。社長もベッキーに遠慮しているんでしょうが、いまだに彼女が会社にすべてを話そうとしていない。

まずは、ベッキーときちんと話し合いをし、引退や独立などすべての可能性を含め、彼女が今後どうしたいのかを、腹を割ってきちんと話し合うことが大事でしょう」(別の事務所関係者)