パンツをはいているのに、裸に見えるポーズでブレイク中のピン芸人・とにかく明るい安村。

9月に行われたコント番組『七人のコント侍』（NHK・BSプレミアム）の新レギュラー会見では、NHKということもあり白シャツと黒パンツ姿で登場。同番組でも裸芸を封印していることを明かして話題になった。

安村の決め台詞“安心してください、はいてますよ”は流行語大賞で本命視されるなど、今年の顔のひとりといっても過言ではないが、安村の本格ブレイクには大きな壁があるとバラエティー関係者は語る。

「最近は番組内容、キャスティングを決める際に視聴者のクレームを非常に気にします。安村に限らず裸芸や下ネタは主婦受けが悪いため、ゴールデン帯のお笑い色の少ないバラエティーでは使いづらい。安村のブレイクのキッカケとなったその裸芸が、“ゴールデン進出の大きな壁”になっているんです」（番組プロデューサー）

コンビ時代にはNHK新人大賞を受賞するなど、現在のイロモノな芸風とは裏腹にその実力は早くから評価されていた。そんな実力があれば、服を着た状態でのゴールデン進出も難しくなさそうだが……。

「ゴールデン帯は幅広い層が見るため、水着姿でない安村さんを認識できる視聴者はまだそう多くない。また現在の最大の売りである“裸芸”を封印させてまで出演させるメリットはありません。早いうちに“裸芸”以外で結果を出さないと、これまでの一発屋芸人たちのように近いうち消費されてしまうでしょうね」（テレビ局関係者）