赤飯や炊き込みご飯を作る際には、もち米や小豆、鶏肉などの具材を用意する手間がかかりますが、炊きたての白ご飯に混ぜるだけで赤飯や鶏おこわ風の混ぜご飯を作れるふりかけがミツカン「おむすび山」シリーズの「おむすび山 赤飯風味」「おむすび山 鶏おこわ風味」です。本当にもち米で作った炊き込みご飯のようなもちもち感を再現できるのかどうか、実際に作って確かめてみました。

おむすび山 赤飯風味:商品情報|ミツカングループ商品・メニューサイト

http://www3.mizkan.co.jp/sapari/product/group/index.asp?id=12054&sid=12

おむすび山 鶏おこわ風味:商品情報|ミツカングループ商品・メニューサイト

http://www3.mizkan.co.jp/sapari/product/group/index.asp?id=12056&sid=12

「おむすび山 赤飯風味」と「おむすび山 鶏おこわ風味」は、前面に大きく「おむすび山」と書かれたパッケージが目印。



ご飯に混ぜるだけで、もちもち食感の混ぜご飯が完成するとのこと。



一体どういう仕組みでもちもち感を生み出しているのかと不思議に思い、袋の裏面を見てみると……



原材料のトップに「もち米粉」と書かれていました。どうやら、もち米を細かく砕いた粉を白ご飯の表面にまぶすことで、炊き込みご飯のもちっとした食感を再現するようです。「おむすび山 赤飯風味」には、もち米粉の他に食塩、砂糖、味付小豆、黒ごまなどが入っています。



「おむすび山 鶏おこわ風味」の原材料は、もち米粉、鶏風味顆粒、食塩、チキンエキス、しょうゆ、鶏脂、鶏肉、味付大根葉など。



もちもちの混ぜご飯の作り方は、あたたかいご飯0.5合(160g)に小さじ山盛り1杯の粉末をふりかけて混ぜ合わせるだけです。



「おむすび山 赤飯風味」の袋を開封すると、粒の細かい赤紫色の粉と小豆が入っていました。



というわけで、炊きたての白ご飯を約160gを用意。



ご飯の上から、小さじ山盛り1杯のおむすび山をまんべんなく振りかけます。



粉がなじむように、しゃもじやスプーンで全体を混ぜ合わせます。



お茶わん1杯分のご飯を混ぜようとしたのですが、粉とご飯が均一になじまなかったので、半分量を混ぜてみました。



もち米と小豆で炊いた本来の赤飯まではいかないものの、全体がほんのりと赤い、赤飯風の混ぜご飯が完成。



続いて「おむすび山 鶏おこわ風味」も作ってみます。袋の中には薄茶色の細かい粉末が入っていて、コンソメスープのような鶏の風味が感じられます。



先ほどと同じように、お茶わん1杯分のご飯に小さじ山盛り1杯の粉末を振りかけます。



混ぜづらかったので、今度はボウルに入れてかき混ぜてみると、粉とご飯をうまくなじませることができました。



ラップに包んで、おにぎりを作ってみました。



「おむすび山 赤飯風味」と「おむすび山 鶏おこわ風味」を使ったおにぎりを並べてみるとこんな感じ。



赤飯風味の混ぜご飯を食べてみると、まずゴマ塩の風味が感じられ、ゴロゴロと入った小豆の甘みが合わさって完全に赤飯の味が再現されています。かめばかむほど、白米とは違うもっちりとした粘り気があり、粉を混ぜただけとは思えない味わい。



続いて鶏おこわ風味の混ぜご飯も食べてみます。赤飯風味の混ぜご飯と同じく食感はもちもちとしていて、鶏のダシやしょうゆの風味が効いています。炊き込みご飯を作る場合、炊きあがってから味の濃さを調節するのは難しいですが、「おむすび山」ならば粉の量で味を調整できるのもグッドです。混ぜてからしばらく寝かせた方が白ご飯に粉がなじんで、もち米っぽい食感や鶏の風味をより強く感じられるので、お弁当のご飯にもってこいです。



もちもち具合を確かめるべく何も混ぜていない白ご飯を一口食べてみると、かんだ時のねばねば感が少なく口当たりがサラッとしており、「おむすび山」は普通のご飯とは明らかに異なるもちもち食感を再現していることがわかります。



なお、「おむすび山 赤飯風味」「おむすび山 鶏おこわ風味」はそれぞれ税込140円で、全国のスーパーマーケットなどで購入可能です。