3日に開催された2018年ロシアW杯の2次予選グループE、サッカー日本代表は3-0でカンボジア代表に勝利した。しかし、圧倒的なボール支配率とシュート数にも関わらず、決定機を逃した日本代表のプレイに海外で試合を観戦したファンから様々な意見が寄せられた。

海外のサッカーファンはフォーラムで「40本もシュートしたのに3点だけ」「かなり非効率な試合だった」「3-0のスコアにはがっかり」「シンガポール戦よりは改善が見られたが、良いとは言い難い内容」と、軒並み試合では圧倒したもののスコア的には物足りないという意見が多かった。

そんな中、「ハリルホジッチは就任5ヶ月目だからまだポテンシャルを発揮するまで時間がかかると思う。本当の意味で本気モードの試合としてはこれが2戦目。今日は最高ではないが、悪い結果でもない」と、就任から僅かの期間での采配に理解を示す意見も寄せられた。

一方、80%を超える日本のポゼッションという圧倒的な数字の中で、何度も決定的な場面を防いで来たカンボジア代表にサポーターは「負けたけど良く頑張ったよ」「スウ・ヤティー、沢山のセーブをありがとう」「3-0で敗戦も満足。頑張れカンボジア」と自国代表にエールを送っていた。

日本代表選手が所属する各国クラブのサポーターもこの試合に注目しており、「本田はシュートの仕方を思い出してイタリアに戻ってきて欲しいね」「香川が決めた。混戦の中で蹴りこんだぞ」「麻也、ナイスアイディアだ。ウチに戻って来てもう一度今のゴールをやろうぜ」など、興奮気味のコメントが次々と書き込まれた。

アジア2次予選で1勝を挙げた日本だが、多くの海外サポーターの関心は第三国のイランで開催される8日のアフガニスタン戦に話題は移っている。「アフガニスタン戦までにしっかりしないと駄目だろう。アフガニスタンもキリンチャレンジのような甘い相手ではない筈」と、中東での試合に早くも警戒するべきというコメントも見られた。