ちょっとした油断が命とりに!「子どもの事故」が起こりやすい5つのポイント

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子どもたちの行動は常に予測不可能。ママたちがどんなに注意を配っていても、ちょっと目を離した隙に転んだり、ぶつかったり…、想像もつかないところで事故が起きてしまうものです。実際に体験した、見かけた、子どもの事故をママたちが大告白! そこから見えてきた傾向と対策を5つのポイントにまとめてみました。

ベッドからの落下


まだ歩けない、生まれたばかりの赤ちゃんでも油断は大敵。

「まだハイハイもできないから大丈夫だろうと、ベビーベッドの柵を外していたら転落。以降、寝ているときでも柵はするように」。ベッドを使っている家ではよく見られる事故ですが、まだ起き上がれない赤ちゃんでも、泣きながら手足をバタバタしているうちに数十センチ移動したりするもの。さらに動けるようになったら「ベッドの頭側の柵から身を乗り出し、頭から落ちて眉の下がボクサーのように切れてしまった」という事故も。こうなると柵やガードも無意味ですよね…。同じように落下を体験した筆者は、早々にベビーベッドを撤去。日中は洗えて持ち運びもできる大きめ&厚めのキルトラグを用意し、そこに寝かせていました。

階段、ソファー、窓からの落下


落下事故は歩けるようになってからも続きます。

「階段をしゃがみながら一緒に降りていたら、バランスを崩して頭から落ちた」「外出前の戸締まりをしている一瞬の隙に、玄関前の階段から落下して口の中を切った」など、階段での事故も多数。それ以外にも「ソファーから落ちて腕を脱臼」「ソファーの裏側に転落し、隙間に挟まれて身動きがとれず泣いていた」など、ソファーのある部屋ではいつも以上に注意が必要なよう。さらにゾッとするのが窓からの転落。「窓から植え込みに転がり落ちて手を切った」「まだ開けられないと思っていたリビングの網戸を開けて、窓枠ギリギリに立っていた。慌てて駆けつけてことなきを得たが、窓の50cm下には石の踏段があるので危なかった」「窓を開けていたら子どもが突進。網戸が破れて1メートルくらい落下した」など、漫画のようなホントの話です。この時期に活躍する網戸は、閉めるときはロックをかけて強度も確認しておきましょう。

誤飲


危険なのはケガだけではありません。「公園でアメを喉に詰まらせて窒息寸前の男の子を見かけました。声も出せないようでひたすら暴れるなか、お母さんが必死で背中を叩くも出てこず、救急車を呼ぶことに。その後アメは取れて大事には至らなかったけれど本当に怖かった…」。これは3〜4歳のお子さんだったそうですが、やはりアメをあげるタイミングをよく考えたほうがよさそうです。また、何でも口に入れたがる乳幼児だと、「落ちていた輪ゴムを飲み込んで呼吸困難になった」などの事故も。小さなものを飲み込む事故は多く聞かれますが、とくに注意したいのはキッチンタイマーや電子体温計などに使われているボタン電池。飲み込んでしまうと科学やけどを起こすことがあると言われています。とにかく、小さな子どもの周囲からは飲み込めるサイズのものはすべて撤去が鉄則です!

自転車まきこみ


自転車を使う人に、ぜひ知っておいてもらいたいのがこちら。「パパに保育園のお迎えを頼んだ日、チャイルドシートのない自転車の後ろに息子を乗せたらしく、後輪に足首を巻き込まれて骨折。痛くて泣き叫ぶ息子のそばで私も泣きたくなりました」「チャイルドシートなしの自転車の後ろに乗せて足を後輪に巻き込みケガをした」。自転車に乗せるときは、チャイルドシートが基本でしょ!と、そんな声も聞こえてきそうですが、子どもが大きくなると「短距離だし大丈夫かな』と、ついつい乗せてしまうこともあるのでしょう。それでもやっぱり小学校に上がるまではチャイルドシートに乗せた方が安全です。

まさに予測不能?


「手押し車で遊んでいたら前につんのめり、唇を縫う、前歯がずれる大ケガ」「携帯充電器の配線をカミカミしてちぎれかけていた」など、予測不能な事故は続々。「保育園で同じクラスの子と帰りが一緒になった日、ママ同士は会話に夢中になり、子どもたちも普段と違う状況に興奮しじゃれあっていた拍子に車道に飛び出し、通りがかった自転車と接触。軽い打撲で済みましたが、あれが車だったらと思うとゾッとします」「旅行で行った古い旅館で、ドアの蝶番の部分の隙間が大きくて娘が指を挟んでしまった」など、いつもと違う環境の場合に起きるケースもあるのです。

ここまでくるともう、たとえ背中に目があったとしてもママだけでは足りません。パパや実母などに日ごろから情報共有をしておくなど、自分以外にも注意や監視の目を増やしておくことも大事。最悪の事態を予測して、かかりつけの病院や夜間救急の電話番号を控えておく、保険証のコピーを常に財布に入れておくなどの準備も万全にしておきましょう。

<プロフィール>

安野チズル

1児のママ兼コピーライター/エディター

美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーとしてデビュー。大手出版社に転職後は、雑誌編集者として大物作家や俳優を相手に年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのちは「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスでの仕事に注力。嫁姑同居や幼稚園・保育園問題、育児と仕事の両立、マイホーム取得への道のりなど“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムでコンテンツへとアウトプットしている。写真© sabine hürdler - Fotolia.com